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植松又次 : ミニ英和和英辞書
植松又次[うえまつ またじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まつ]
 【名詞】 1. (1) pine tree 2. (2) highest (of a three-tier ranking system) 
: [また]
  1. (adv,conj,n) again 2. and 3. also 
: [つぎ]
  1. (n,adj-no) (1) next 2. following 3. subsequent 4. (2) stage 5. station 

植松又次 : ウィキペディア日本語版
植松又次[うえまつ またじ]
植松 又次(うえまつ またじ、1910年明治43年)9月15日 - 2006年平成19年)6月22日)は、日本郷土史家山梨県の郷土研究を行う。
== 略歴 ==
山梨県北巨摩郡津金村(現在の北杜市須玉町)に生まれる。山梨県師範学校本科一部・同校専攻科を卒業後、西八代郡高田村(現在・市川三郷町)の高田小学校、山梨県女子師範学校附属小学校に勤務し初等教育に携わり、1948年昭和23年)には東山梨郡後屋敷村(現在・山梨市)の後屋敷小学校、塩山市立北小学校、山梨市立八幡小学校において教頭職を務め、1966年(昭和41年)に東山梨郡牧丘町の牧丘町立牧丘第二中学校(現在・山梨市立牧丘第二中学校)校長で退職。
教職の傍ら郷土研究を手がけ、地質学植物学など自然科学分野の研究を行い、1934年(昭和9年)には『地質学雑誌』に処女論文「御坂山脈北麓の氷河によるらしき堆積物」を発表する。そのほか、寺院建築や民家仏像彫刻、金工、石造美術、経典聖教など美術史分野の研究を行う。1938年(昭和13年)には第三回夏草若彦道中(8月6日~8月11日)において「郷土の五輪塔に就いて」を報告する。
1939年(昭和14年)には山梨郷土学会が発足し、夏草道中の講師を務める。戦後の1946年(昭和21年)には山梨郷土学会・山梨郷土文化研究座談会が統合して山梨郷土研究会が発足し、理事・常任理事を務める。1974年(昭和49年)7月には山梨郷土研究会第四代理事長に就任し、1995年(平成7年)まで務める。
戦後は山梨県の文化財行政に携わり、1957年(昭和32年)には山梨県文化財調査委員・山梨県文化財保護審議委員を務めるほか、山梨市塩山市(現在・甲州市)、甲府市敷島町(現在・甲斐市)などの文化財審議委員も務めた。1990年(平成2年)から開始された『山梨県史』の編纂においては文化財部会の会長を務める。
1976年(昭和51年)には山梨県政功績者として、また1978年(昭和53年)には文化庁による表彰を受け、同年には山梨郷土研究会の甲斐新書2『甲斐の石造美術』を刊行し、昭和54年に郷土研究部門における第三回野口賞を受賞。その後、1986年(昭和61年)には勲五等双光旭日章を受章している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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