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検見川送信所(けみがわそうしんじょ)は、千葉県千葉郡検見川町(現千葉市花見川区検見川町)にあった逓信省、日本電信電話公社の無線電信所(送信所)である。逓信建築の代表作のひとつ。 == 解説 == 対外国通信を目的とした施設であり、また日本で初めて短波による標準電波を送信した施設でもある。表現主義の本館は東京中央郵便局を設計した逓信省技師の吉田鉄郎が設計した。 1930年(昭和5年)10月27日、ロンドン軍縮条約締結に当たり、濱口雄幸内閣総理大臣が記念演説を行い、濱口の演説をアメリカ合衆国とイギリスへ向けて送信した。またアメリカ合衆国からはハーバート・フーヴァー第31代大統領、イギリスからはラムゼイ・マクドナルド首相の演説を受信し、日本各地へラジオ放送を発した送信所でもあった。 太平洋戦争(大東亜戦争)中は南方の占領地との通信拠点だった。 1979年(昭和54年)に施設を廃止した。現在、建物は本館のみが残っており敷地も含めて千葉市が中学校用地として所有している。 建物は取り壊される方針であったが2007年(平成19年)8月に発足した「検見川送信所を知る会 」が中心となって保存運動を展開した結果、市は当初の方針を見直しその歴史的価値の再検証と今後の処置を検討中。2009年(平成21年)3月24日、重機によって侵入防止用の鉄板などが破壊されているのが見つかる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「検見川送信所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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