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椿堂 : ミニ英和和英辞書
椿堂[つばき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

椿 : [つばき]
 【名詞】 1. camellia japonica 
: [どう]
  1. (n,n-suf,n-pref) (1) temple 2. shrine 3. hall 4. (2) prefix to building meaning "magnificent" 

椿堂 ( リダイレクト:常福寺 (四国中央市) ) : ウィキペディア日本語版
常福寺 (四国中央市)[じょうふくじ]

常福寺(じょうふくじ)は愛媛県四国中央市にある高野山真言宗の寺院。山号は邦治山。通称椿堂。邦治山不動院椿堂常福寺と号する。本尊は地蔵菩薩(延命地蔵菩薩)、不動明王(非核(火伏)不動尊)。四国別格二十霊場十四番札所、四国三十六不動尊霊場二十六番札所(童子は虚空護童子)、伊予六地蔵霊場六番札所。
; 御詠歌

* 立ち寄りて 椿の寺に やすみつゝ 祈りをかけて 弥陀をたのめよ
* 災いを 三千歳百々歳(みちとせももとせ) 永劫(とこしえ)に 我は守らん 火(非)核の国

== 概要 ==
当寺院は四国中央市東部に位置し国道192号南側にある。
伝承によれば平安時代初期の大同2年(807年)邦治居士が地蔵菩薩を祀り当地に庵を構えたことに始まるという。更に伝承では、弘仁6年(815年四国巡錫中の空海(弘法大師)が当時この地で熱病が流行しているのを聞き、杖をもってその邪気を地中に封じ込めたという。空海が立てた杖から椿が芽を出しやがて大木となったという。その伝承より「椿堂」と呼ばれるようになった。
江戸時代中期の宝暦11年(1761年)近くにあった常福寺が全焼した。このため、常福寺をここに移し常福寺椿堂とした。
幕末安政6年(1859年)に寺院は火災に遭い椿も焼亡した。現在の椿は焼け跡から再び芽が出たもので、「大師お杖椿」と呼ばれ境内の向かって右側に生育している。
境内の建物は老朽化が進んだため、本堂は昭和59年(1984年)、大師堂は平成17年(2005年)に再建された。2体の本尊のうち非核(火伏)不動尊は大聖不動尊と呼ばれていたが、核兵器廃絶を願い呼び名を改めた。
なお、四国遍路のために通夜堂があったが、現在は諸般の事情により使用できない。
旧大師像は小像ゆえ新しい大師堂に見合う大きさの大師像が欲しいとの発願で、京都の平安仏所の仏師・江里康慧に依頼し、衣の截金部分は江里の妻である江里佐代子人間国宝)に依頼し造られた。本尊の地蔵菩薩立像の修復をした縁で製作を快諾したとのことである。旧大師像は新しい大師像に胎内仏として納められている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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