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キーストーン(keystone)は、ヴォールトまたはアーチの頂上部分にある建築要素。要石(かなめいし)、楔石(くさびいし)、せりもち石などとも呼ぶ。 == 概要 == キーストーンは頂上であることを示すと同時に、周囲の建材が崩れないように締める役目を持つ。このため、構造上も非常に重要である。 アーチでは、一般にキーストーンはアーチを構成する他の迫石よりも大きいが、これは見た目を考慮した意味もある。迫石を1つでも取り去るとアーチは崩れるがキーストーンについては必ずしもそうでないこともあるため、キーストーンは迫石ほど構造上の重要性はないとする意見もある。 中世の建物に使われている古いキーストーンは、長年の振動によって装飾が壊れていることがあり、この状態を bald arch と呼ぶ。 ヴォールトでは、キーストーンはトレーサリーの交わる点を示す印の意味がある。 16世紀のマニエリスムの建築家は、下のコルディッツ城の例のように、アーチを作る際にキーストーンを若干下に飛び出した形にしていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キーストーン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Keystone (architecture) 」があります。 スポンサード リンク
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