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別府港(べっぷこう)は、大分県別府市にある、別府湾に面した港湾。港湾管理者は大分県。重要港湾に指定されている。 1967年の港湾機能移転以後は別府国際観光港(べっぷこくさいかんこうこう)を指す。4航路、1日12便の定期フェリーや観光船が寄港する。なお、旧別府港(楠港、くすのきこう)は、埋め立てられ商業地となった。 == 歴史 == * 1871年5月30日 - 別府港(のちの楠港)が完成。 * 1873年 - 大阪開商社汽船の「益丸」が就航。 * 1884年 - 大阪商船の「佐伯丸」が就航。 * 1885年 - 宇和島運輸の「第一宇和島丸」が就航。 * 1912年5月28日 - 大阪商船の貨客船「紅丸」が就航し、阪神 - 別府間に観光航路が開設される。 * 1916年 - 大阪商船の専用桟橋〔以前は大型船は沖に停泊し、小型船に乗り換えての接続だった。〕が完成する。 * 1924年9月23日 - 大阪商船の貨客船2代目「くれなゐ丸」が就航。 * 1936年 - 旅客用に改装された軍用飛行艇により、大阪府(堺市)への航空便が就航。 * 1951年 - 別府国際観光港が着工。重要港湾に指定される。 * 1958年 - 別府国際観光港が供用を開始。 * 1960年 - 関西汽船の「くれない丸〔同船は「瀬戸内海の女王」とも呼ばれた。当時、大阪との間を結ぶ瀬戸内海航路は最盛期を迎えており、3,000トン級のクルーズ客船が次々に就航し、最大6隻体制で新婚旅行客などを別府へと運んだ。〕」が就航。 * 1967年 - 港湾機能を別府国際観光港へ全面移転し、旧別府港は楠港に改名される。 * 1987年 - イギリス客船「オリアナ号」 (Oriana) が係留され、船の博物館として営業を開始する。 * 1990年 - 商業施設用地として、楠港の埋め立て造成工事が着工する。 * 1992年 - 楠港の埋め立てが完了する。 * 1995年 - オリアナ号が撤退。 * 2007年 - 楠港跡に商業施設「ゆめタウン別府」が開店。 * 2008年 - 国土交通省九州地方整備局より「九州みなとオアシス」に認定される(名称は「みなとオアシス別府港」)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「別府港」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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