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長谷川 修二(はせがわ しゅうじ、1903年 - 1964年)は、翻訳家。本名・楢原茂二。 東京生まれ、東京府立第一中学校、慶應義塾専門部中退。関西にあって、映画フォックス社、ワーナー・ブラザーズに勤務、その頃長谷川修二名義でシナリオを書く。1930年、映画『モロッコ』の字幕を担当する。谷崎潤一郎の知遇を得ており、1930年2月10日、『新青年』編集部にいて谷崎の原稿を取りに来た渡辺温とともに深夜自動車で谷崎宅から帰る途中汽車と衝突し、渡辺は死ぬが一命をとりとめる。その後、推理ものの翻訳を始める。戦後は推理小説界の重鎮であった。 == 翻訳 == *高架線の戦慄 ミニヨン・G.エバハート 代々木書房 1940(現代大衆文学全集) *玉子を生む男 P・G・ウッドハウス 東成社 1940 *劣等優良児 P.G.ウッドハウス 東成社 1940(P.G.ウッドハウスユーモア長篇小説集) *観光団殺人事件 E.D.ビガーズ 雄鶏社 1950(おんどり・みすてりい) *修道院殺人事件 ディクソン・カー 雄鶏社 1951(おんどりみすてりい) *大時計 ケネス・フィアリング 早川書房 1954 のち文庫 *孤独な娘 ケネス・フィアリング 早川書房 1954(世界探偵小説全集) *大はずれ殺人事件 クレイグ・ライス 早川書房 1955(世界探偵小説全集) *チャーリー・張の活躍 E.D.ビガース 早川書房 1955(世界探偵小説全集) *樽 フリーマン・W・クロフツ 東京創元社 1956 のち文庫 *大あたり殺人事件 クレイグ・ライス 早川書房 1956(世界探偵小説全集) *フレンチ警部最大の事件 F.W.クロフツ 東京創元社 1957 *スイート・ホーム殺人事件 クライグ・ライス 早川書房 1957(世界探偵小説全集) *ライノクス殺人事件 P.マクドナルド 六興出版部 1957(六興推理小説選書) *毒蛇 レックス・スタウト 東京創元社 1958(世界推理小説全集) *殺人者と恐喝者 カーター・ディクスン 創元推理文庫 1959 *ボウ町の怪事件 イスレール・ザングヴィル 創元推理文庫 1959 *ハートの4 エラリー・クイーン 創元推理文庫 1959 *素晴らしき犯罪 クレイグ・ライス 早川書房 1960(世界ミステリシリーズ) *フローテ公園の殺人 F.W.クロフツ 創元推理文庫 1960 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長谷川修二」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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