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楯甲 久四郎（たてかぶと きゅうしろう、文久元年11月2日（1861年12月3日）-明治24年（1891年）10月28日〔相撲人名鑑（楯甲 久四郎・大相撲 記録の玉手箱） 〕）は、楯山部屋，のちに粂川部屋に所属した元力士。 本名は鈴木 久四郎。陸奥国耶麻郡（現在の福島県耶麻郡）出身。身長・体重ともに不明。 最高位は西前頭7枚目。 1882年1月初土俵（二段目）、1889年5月十両昇進。1891年1月新入幕を果たす。しかし1891年5月場所後、東京相撲・京都相撲の合併相撲で岐阜県大垣市の巡業中に濃尾地震に遭遇。倒壊する家屋から弟弟子を庭先に突き出し、自身も庭に出ようとしたが間に合わず、建物の下敷きになって圧死した。29歳の若さだった。幕内に2場所しか在籍できなかった悲運の力士であり、将来を嘱望されていただけに早すぎる死は大変惜しまれた。 助け出された弟弟子こそ、後に大坂相撲初の横綱（第21代横綱でもある）となる若島権四郎（当時の名は、松若大五郎）であり、楯甲の死を知った松若は四股名を楯甲へ改名したと伝わる。 幕内2場所 6勝7敗4分1預2休 改名歴は2回ある（若濱→岩木枩→楯甲） 〔大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709〕。 == 出典 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「楯甲久四郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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