|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 極 : [きょく, ごく] 1. (adv,n) quite 2. very ・ 極左 : [きょくさ] 【名詞】 1. extreme left 2. ultraleft ・ 冒険 : [ぼうけん] 1. (n,vs) risk 2. venture 3. adventure ・ 主 : [ぬし, おも] 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god ・ 主義 : [しゅぎ] 【名詞】 1. doctrine 2. rule 3. principle ・ 義 : [ぎ] 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor
極左冒険主義(きょくさぼうけんしゅぎ)とは、共産主義者内部の批判用語で、客観的な情勢を無視して目的を実現しようとする急進主義や過激主義を批判する用語。「極左」冒険主義と、「極左」をカッコ書きする場合もある。 ウラジーミル・レーニンが著作「共産主義における左翼小児病」の中で使用し、以後レーニン主義を掲げる党派が、急進主義や過激主義あるいは対立党派を批判する際の常套用語となった。類似の用語には、単に「極左主義」、「冒険主義」や、「ブランキ主義」などがある。 == 使用例 == レーニン以降の「極左冒険主義」やその類似用語の使用例には以下などがある。 *1930年、トロツキーはソビエト連邦の経済政策を「官僚的冒険主義」と批判した〔ソ連経済の新路線 - 経済的冒険主義とその危険性 - トロツキー 〕。 *コミンテルンは、トロツキズムを「極左冒険主義」であり「帝国主義の手先」と批判した。 *金日成は1931年、著作「極左冒険主義路線を排撃し、革命的組織路線を貫徹しよう」〔極左冒険主義路線を排撃し、革命的組織路線を貫徹しよう - CiNii 〕で、「5.30暴動 (間島共産党暴動)」を「極左冒険主義的」と批判した〔金日成 - 延吉県明月溝で開かれた党および共青幹部会議でおこなった演説 〕。 *中華人民共和国政府は、民主化運動を「極左冒険主義を助長する」と批判した。 *日本共産党(主流派である国際派)は、1955年の日本共産党第6回全国協議会で、1950年以降の所感派による武装闘争路線を「極左冒険主義」と批判した〔日本共産党元中央委員会議長 宮本顕治さん死去 - 日本共産党 〕〔警察白書 〕。また60年安保では全学連などを「極左冒険主義のトロツキスト集団」と呼び批判した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「極左冒険主義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|