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榎本 葵(えのもと あおい、1992年7月24日 - )は、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属するプロ野球選手(外野手・育成選手)。 == 来歴・人物 == === プロ入り前 === 小1から野球を始め、リトルシニアでは投手兼外野手として全国優勝を果たす。九州国際大付高時代は、2009年に夏の甲子園に4番打者として出場。高校通算47本塁打〔週刊ベースボール2012年4月30日号 P65〕。広角に長打を打てる上にかなり脚が速いところから「九州のイチロー」と呼ばれた。2学年先輩に二保旭、1学年先輩に河野元貴、1学年後輩に三好匠、高城俊人がいる。 2010年10月28日、プロ野球ドラフト会議にて東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受けた〔2010年ドラフト 東北楽天ゴールデンイーグルス〕。入団当初の背番号は36。 === プロ入り後 === 2011年には、一軍昇格の機会はなかったものの、イースタン・リーグ公式戦36試合に出場。少ない打数ながら、打率3割を記録した。 2012年には、自身と同じ左打ちでレギュラー外野手の鉄平が右肩の痛みを訴えたことから、鉄平に代わって5月26日にプロ入り後初の一軍選手登録を果たした〔楽天榎本が鉄平代役でプロ初出場 (「日刊スポーツ」2012年5月27日付)〕。以降の試合では、プロ初安打を放ったほか、スタメンでも出場。6月6日に鉄平が一軍へ復帰した後も、同月18日に出場選手登録を抹消されるまで、引き続き一軍へ帯同していた。7月19日にHARDOFF ECOスタジアム新潟で開かれたフレッシュオールスターゲームでは、イースタン・リーグ選抜の3番・右翼手としてフル出場。4打数2安打の活躍で優秀選手賞を獲得した〔フレッシュオールスターに武藤・岡島・榎本の3選手が出場! (東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト内2012年7月19日付ニュース)〕。 2013年には、2月のオープン戦の試合前に、他の選手による遠投の球で右頬を骨折。その影響で、開幕から二軍での調整を余儀なくされた。一軍のレギュラー外野手・聖澤諒の負傷によって、8月21日にこの年初めて一軍登録。8月25日の対千葉ロッテマリーンズ戦(Kスタ宮城)では、8回裏に4番打者・アンドリュー・ジョーンズの代走で出場してから、9回裏に迎えたこの年初打席で右中間へサヨナラ安打を放った。この安打では、一軍での初打点を挙げている〔楽天 榎本 プロ初打点で劇的サヨナラ 2軍で実績「魂で打ちました!」 スポーツニッポン2013年8月25日配信〕。 2014年には、春季キャンプから一軍への帯同を続けた結果、自身初の開幕一軍登録を果たした。レギュラーシーズン通算では、代走や守備要員を中心に、一軍公式戦24試合に出場した。また、シーズン終了後に開催された第1回21U野球ワールドカップでは、オーバーエイジ枠で日本代表のメンバーに招集。全8試合に先発で出場するとともに、20打数5安打2打点13四球という成績でチームの準優勝に貢献した。 2015年には、一軍公式戦15試合へ出場。4試合でスタメンに起用されたほか、3得点を記録したが、打撃面では18打数1安打(打率.056)という成績にとどまった。10月にはフェニックス・リーグに参加したが、球団は10月26日に榎本の支配下選手契約を解除〔来季の支配下選手契約に関して 東北楽天ゴールデンイーグルス・オフィシャルサイト 2015年10月26日〕。11月19日には、育成選手として球団と再び契約を結ぶとともに、背番号を036に変更した〔東北楽天ゴールデンイーグルス・オフィシャルサイト 2015年11月19日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「榎本葵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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