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総合的言語(そうごうてきげんご、)とは、言語類型論における言語の分類で、単語が複数の形態素から構成される言語をいう。構成的言語、統合的言語などともいう == 概要 == 形態素の使用法に基づく分類(屈折語、膠着語など)とは別の分類だが、多くの膠着語(日本語、朝鮮語、アルタイ語族、ウラル語族など)は構成的言語の性質を有し、屈折語の一部(インド・ヨーロッパ語など、接頭辞・接尾辞などを盛んに用いる言語)も構成的言語に数えられる。また一部の抱合語(正確には複総合的言語 という:アイヌ語やアメリカ先住民の言語など)では、動詞に多数の形態素が結合して文に相当する内容を表現し、これは総合的言語の極端な場合に当たる。 対立する概念は分析的言語 () といい、単一の形態素からなる単語を語順や独立性の高い助詞・前置詞などの文法機能によって結びつける言語である。これはほぼ孤立語に対応する。 少数総合的言語 () という概念もベンジャミン・ウォーフによって理論的に提唱されている。これは一部の形態素(数百種まで)のみが総合されて単語の一部になりうる言語であって、ウォーフらはナワトル語がこれに当たると考えたが、異論が多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「総合的言語」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Synthetic language 」があります。 スポンサード リンク
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