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槻川(つきかわ)は、埼玉県西部を流れる荒川水系の一級河川である。都幾川最大の支流である。支流の兜川と共に入間川流域では最も北側を流れる。 == 地理 == 東秩父村白石地区の堂平山付近に源を発する。外秩父山地に平行して北流するが、坂本地区で支流の大内沢川を合流する辺りより、流れを東北東方向から東方向に向きを変える。安戸地区を過ぎると小川町腰越地区へ入り、南から北へ曲流しながら小川盆地へ向かう。小川町は槻川の清流を生かした小川和紙(細川紙)の生産地として知られている。 兜川と合流し、小川盆地を抜けると次第に狭窄な地形となり谷底平野を大きく蛇行する。太平山の麓では南へ北へヘアピンカーブを描くように曲流し、長瀞の様な岩畳を縫って流れる渓谷の様相を見せる。この付近の槻川は嵐山渓谷と呼ばれる景勝地で、周辺の緑地に関しては1997年、「さいたま緑のトラスト基金」により県と嵐山町が取得し、みどりのトラスト保全第3号地「武蔵嵐山渓谷周辺樹林地」〔さいたま緑のトラスト保全地の概要 - 公益財団法人さいたま緑のトラスト協会〕に指定されている。渓谷を抜けると東へ直線的に流れ、嵐山町鎌形で都幾川の左岸に合流する。 合流点までの河川延長は、山地を挟みすぐ南側を流れる水源がほぼ同じな都幾川とは大差はない。また、河床勾配が急な河川で地形に沿って頻繁に屈曲を繰り返して流れている。 また、埼玉県の水辺再生100プラン事業の下、河岸が整備された親しみやすい川へ向けた事業が随所で行われている〔河川改修事業 - 埼玉県〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「槻川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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