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標識再捕獲法(ひょうしきさいほかくほう、英:mark-recapture)とは、個体群を構成する個体数を推定する為の方法の一つである。主に個体群生態学で使用される。捕獲再捕獲法 ()、捕獲‐標識‐再捕獲法とも呼ばれる。〔久野英二 1986. 「動物の個体群動態研究法I-個体群推定法-」 共立出版 生態学研究法講座〕 個体群生態学において、全個体を把握し、その個体数を数える事は不可能に近いため、さまざまな個体数推定法が用いられる。推測された値は、絶対個体数 () に対し、推定個体数 () と呼ばれる。実際には、個体数そのものではなく、対象を個体群の一部と見て、密度を推定する場合もある。その場合、密度推定の語も使われる。 ==Petersenによる標識再捕獲法〔〔Seber, G.A.F. The Estimation of Animal Abundance and Related Parameters. Caldwel, New Jersey: Blackburn Press. ISBN 1930665555〕== 最も基本的かつ単純なモデルである。閉鎖系(指定されたフィールドの個体数は標識再捕獲法の実地時間中に変動しない)で、個体が短時間に十分混じり合えるフィールドにおいて、個々の捕獲率に差が無い場合。再捕獲の回数は''1回''。 #フィールドからM匹捕獲し、それらに標識をつけてフィールドに戻す。 #二度目の捕獲(または発見)を行う。 再捕獲数(C)中、R匹に標識が付いていたとすると、 :標識個体の数(M)/全個体数(N)=再捕獲された標識個体の数(R)/再捕獲された個体数(C) なので、 : となる。 捕獲する個体数が多いほど、推測値と実測値との差は少なくなる。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「標識再捕獲法」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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