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樟徳館(しょうとくかん)は、大阪府東大阪市にある歴史的建造物。主屋など6つの建物は、国の登録有形文化財である。 == 概要 == 樟蔭学園(大阪樟蔭女子大学の経営母体)の創設者である森平蔵の邸宅として1932年(昭和7年)に建てられた木造建築である。 主要な建築資材となる原木は三陸、木曽、吉野、日向といった著名な産地から取り寄せられている。主屋は松、仏間は杉や檜が用いられた。日本全国から棟梁が呼び寄せられ、技術を競わせたといわれる。特に内装の意匠は和洋折衷であり、大正モダン文化の影響が見られる。 1960年(昭和35年)に森平蔵の遺志により、樟蔭学園に寄付された。 2000年(平成12年)に登録有形文化財に登録された。 なお、当地には、樟徳館が建てられる前は「帝国キネマ長瀬撮影所」があったが、1930年(昭和5年)の火事で焼失し、京都太秦へ移転した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「樟徳館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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