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権力謀略論(けんきょくぼうりゃくろん)とは、日本の新左翼の一派である革マル派の政治思想の一つ。 ==概要== 新左翼の評判を貶めている内ゲバやテロの類は、全て国家権力による陰謀とする一種の「陰謀論」である。かつてはO157の感染や神戸連続児童殺傷事件についても国家権力の陰謀としていたが、最近ではこの手の荒唐無稽な陰謀論は機関紙上姿を見せていない。 この理論は、1974年7月29日の革マル派機関紙「解放」で初めて唱えられた。彼らの主張では、「我々は敵対党派(中核派や社青同解放派など)に対する闘争に勝利したが、国家権力は敵対党派の指導部にスパイを潜入させて操り、内ゲバを装った謀略を仕掛けている」というものである。 例えば、内ゲバ等の「事件」が発生した場合、革マル派は独自に聞き込みなどの調査を行い、事件の全容を分析する。この過程を通じて不審な点を幾つか探し出し、それを国家権力の陰謀と宣伝するのである。 革マル派にとって「真の左翼」とは革マル派以外にはあり得ず、したがって「権力からの弾圧」も革マル派に対するそれ以外にはあり得ない(中核派・解放派など他の敵対する諸派に対する警察権力の弾圧は「弾圧」ではなく「謀略機関による回収」と表現される)。そうすることによって「権力からの弾圧を受けている者こそが真の左翼である」という、いささか自家撞着的論理をアピールし、革マル派に対する大衆的共感を得ようとしているのである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「権力謀略論」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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