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横山 昭二(よこやま しょうじ、1927年12月18日 - 2007年?)は、日本の検察官・弁護士。1996年に大阪弁護士会から除名処分を受け弁護士を廃業した後は、歴史(主に世界史)を研究しながら余生を送った。 == 来歴 == 東京都江東区深川生まれ。炭坑夫を経て、中央大学法学部二部に入学するも後に中退。大学中退後は肉体労働に従事しながら、30歳のときに司法試験に合格。司法修習13期を修了。同期に山花貞夫や一井淳治、堀田力がいる。1961年に検察官任官。検察官を退官した後は弁護士に転じる。 かつて弁護した暴力団員の紹介で、一連のオウム真理教事件でのオウム真理教教祖の麻原彰晃(松本智津夫)の最初の私選弁護人を1995年6月9日から務めた〔元木昌彦『週刊誌編集長 週刊現代・フライデー・Web現代編集長が明かす、スキャンダル、事件報道現場の3300日』展望社、2006年、p.43〕。弁護料は月150万円〔元木(2006)、p.45〕。初公判の前日の10月25日に麻原により解任されるが、10月27日に再任される。10月22日には横山を乗せたオウム信者が運転する車が交通事故を起こして横山が負傷して2週間の予定で入院したり、11月17日、翌年の大阪弁護士会除名の原因となる債務整理の預託金の返還請求の訴訟を起こされ、12月2日に再び麻原により解任された〔佐木隆三『裁かれる家族 断たれた絆を法廷でみつめて』東京書籍、2001年、pp.82-83〕。12月21日には『週刊現代』に掲載された麻原の供述調書を流出させた秘密漏洩罪容疑で自宅マンションが家宅捜索され、事情聴取も受ける〔元木(2006)、p.57〕。 これらの過程で、横山の独特のキャラクターは、マスメディアの注目を集め、連日連夜報道機関から追い回される日々が続いて、お茶の間の話題を独占。一時期はバラエティー特番への出演も頻繁に行っていた。 1996年6月13日、横山は麻原の供述調書の横流しや弁護士費用の着服疑惑のため、大阪弁護士会から除名の懲戒処分を受け、弁護士を廃業した。その後はかねてから関心のあった歴史(世界史)を研究しながら、大阪府河内長野市で余生を送った。また弁護士廃業後も、何度かテレビ番組に出演している。 2006年7月19日、肺癌を患い闘病中であるとスポーツ紙で報じられた。同年春先、中期ガンであると診断され、本人は延命治療を拒否しようとしたが、家族が抗がん剤による治療を勧め、本人も承諾することになった。治療の結果、危機的な状態からは脱し、その後は「日本の刑事裁判における裁判官の暴走」というテーマで本を執筆中だったという。 2007年8月6日発売の写真週刊誌FLASHの特集「日本の人権派弁護士」の中で麻原の弁護人として紹介され、「故人」と表記された。死因は肺癌と思われるが正確な死亡日時、死因は不明。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「横山昭二」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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