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横歩取り3三桂(よこふとりさんさんけい)は将棋の戦法の一つ。横歩取りの戦型で後手番が採用する指し方。 ▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛の局面(ここまでは横歩取りの基本形)で△3三桂と跳ぶのがこの戦法の骨子。ここで△3三角と上がると横歩取り3三角となり、△8八角成▲同銀△7六飛と後手も横歩を取ると相横歩取りになる。 後手の飛角桂の活用がやや難しいため、当初は3三角戦法と違い採用率が低く、奇襲戦法の一つとして認知されていたに過ぎなかった。深浦康市によると、3三桂戦法がプロ棋士の間で脚光を浴びるきっかけとなったのは、平成2年の棋聖戦で屋敷伸之が3三桂戦法を採用して森下卓を破った一局である。このとき先手の森下が採用した3八玉形が廃れ、先手は玉を中住まいに構えるようになったが、それへの対策として考案されたのが5筋の歩を伸ばして先手の玉頭に狙いをつける手法である。この指し方の代表局としては平成4年6月の天王戦の羽生善治対脇謙二戦がある。以上の2局は先手が持久戦を志向した場合の指し方としてほぼ定跡手順となっているが、先手が急戦模様に動く手法も現れた〔深浦康市『これが最前線だ!』では、平成4年8月の竜王戦の佐藤康光対脇謙二、平成6年10月の全日プロ(当時)の高橋道雄対丸山忠久戦、平成9年12月の木村一基対羽生善治戦が取り上げられている。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「横歩取り3三桂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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