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横浜コットンハーバー地区(よこはまコットンハーバーちく、COTTON HARBOR)とは、横浜市神奈川区の山内埠頭における再開発地区の名称である。面積は約7.1ha。 本項では、当地区の北西側で現在計画が進められている東高島駅北地区(ひがしたかしまえききたちく)の再開発事業についても触れる(詳細は後節)。 == 沿革・概要 == 地区の名称は、自然の風合いや手触り感のある心地よさをイメージした「洗いざらしの綿」という街づくりのコンセプトと、この地区より少し内陸側にかつてあった綿花町という町名に由来する〔コットンハーバー、その歴史とともに振り返る! (はまれぽ.com 2013年3月4日)〕。 2002年(平成14年)10月には都市再生特別措置法に基づき、現在の当地区に該当する区域が「横浜山内ふ頭地域」〔指定名称及び組織名称に従い、「ふ頭」表記とした。〕として都市再生緊急整備地域に指定された(その後、「山内ふ頭周辺地区」として都市再生特別地区にも指定されている)〔横浜市の都市再生の取組について (横浜市都市整備局)〕。 2003年(平成15年)3月、横浜市神奈川区橋本町二丁目および星野町、山内町の各一部について、工場跡地や遊休化したドック(浅野造船所)跡地などの土地利用の転換により、再開発することを目的に「山内ふ頭周辺地区土地区画整理組合」〔山内ふ頭周辺地区のまちづくり (横浜市都市整備局)〕〔が設立され、2004年6月に区画整理事業が着工された。なお、再開発にあたって横浜市からの補助金は一切出ていない〔。 さらに横浜市が2014年度に策定した横浜市都心臨海部再生マスタープランにおいて、当地区は対象となる五地区のうちの一つである「東神奈川臨海部周辺地区」に含まれている〔横浜市都心臨海部再生マスタープラン (横浜市都市整備局 2014年3月20日作成、2015年2月23日更新、2015年3月3日閲覧)〕。 当地区におけるメインの開発としては、三菱地所・野村不動産・JFE都市開発により「コットンハーバータワーズ」4棟(2006年〜2008年築)と「コットンハーバー マリナゲートタワー」1棟(2008年築)からなるマンション群が建設されている〔何も無かった山内ふ頭周辺に誕生したタワーマンション群 「コットンハーバー地区」の空撮! (東京・大阪 都心上空ヘリコプター遊覧飛行 2011年7月27日)〕。また、その他の施設・店舗として結婚式場「コットンハーバークラブ」やプラザ栄光生鮮館コットンハーバー店(スーパーマーケット)などがある。プラザ栄光生鮮館はスーパーマーケット「コットンマム」の閉店後に同地に出店した。 一方、天然温泉リゾート&フィットネスクラブ「INSPA (インスパ) 横浜」は開業から3年が経過した2010年9月30日に閉店となったが、2013年12月から完全会員制施設として営業を再開(リニューアルオープン)している。また同施設の西側に計画されていたホテルは着工後に開発中止となり、この他には当地区内でオフィスビルも計画されていたが着工に至らずに中止されている〔コットンハーバーに商業+住居ビル (みなとみらい線周辺散歩日記 2011年6月23日)〕〔天然温泉施設INSPA横浜が再開へ 住民の期待受け3年ぶり (タウンニュース神奈川区版 2013年11月7日号)〕。 2010年代に入ってからの新規の開発として、ポートサイドリカー(プラザ栄光生鮮館の運営会社)による賃貸マンション「ヒストリアレジデンス海舟」が2012年に完成、また住宅型有料老人ホーム(高齢者マンション)の「サンシティみなとみらいEAST」が2015年12月末に完成(2016年1月入居開始〔サンシティみなとみらいEAST (神奈川県横浜市神奈川区) (有料老人ホーム検索「探しっくす」)〕)している。 この他、再開発が行われる以前は公園などの公共施設が皆無であったが、現在では地区内に星野町公園が造られている〔。この公園内では神奈川台場の遺構を見ることができる(後述参照)。また後述の開発街区には含まれないが、当地区の東端にはコットンハーバーボートヤードがある〔横浜コットンハーバーボートヤード (公式ページ)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コットンハーバー地区」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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