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横浜市電(よこはましでん)、横浜市営電車(よこはましえいでんしゃ)は、横浜市が経営していた軌道(路面電車)である。 == 概要 == 横浜市中心部(概ね1927年以前の市域)を主として運行していた。車両は単車が比較的後年まで多く使用され、塗色も青を基調としたものが採用されていた(上半分クリーム・下半分青、上下青・窓回りクリーム等、最末期は黄色に青帯)。運転系統は循環系統が多く、特徴の一つとされていた。前身の横浜電気鉄道以外には買収路線が無い。ワンマン運転化は遅れ、全廃一年前に漸くすべてワンマン運転となった。 戦後、市街地が急拡大し、また交通量も増加。輸送力や路線網、渋滞の原因となった路線敷等あらゆる意味で市電は中途半端な存在となり、根岸線の開通や交通局の財政悪化も繋がって全線廃止への一途を辿った。 市電廃止後、7両の市電車両(523・1007・1104・1311・1510・1601・電動貨車10)が横浜市電保存館にて保存されている。また、久良岐公園に1両(1156)〔久良岐公園の横浜市電 4月19日に公開 - カナロコ 神奈川新聞、2015年3月23日〕、中田小学校に1両(1508)、野毛山動物園にも休憩スペースとして1両(1518)が静態保存されているほか、軌道に敷設されていた御影石3000枚が神奈川大学横浜キャンパスに移され、1号館前の東屋に敷かれている〔http://www.facebook.com/photo.php?fbid=331513630218122&set=a.317627621606723.72269.278693525500133&type=1〕。ほかに神奈川県警交通安全センターに1両(1505)が現存しているようだが、かなり荒れ果てている模様。東京都電や大阪市電などの車両が大量に他の路線に譲渡されたのに対し、横浜市電から譲渡された車両はない。 日活映画『夜霧よ今夜も有難う』では石原裕次郎、浅丘ルリ子が市電で移動する場面が見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「横浜市電」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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