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樫船神社(かしふねじんじゃ)は、大阪府高槻市樫田地区の大字田能小字コブケ8に鎮座する神社である〔47.樫船神社と神宮寺 (高槻市ホームページ インターネット歴史館 2013年3月10日閲覧)〕〔。樫田地区の元となる樫田村の村名の樫の字の由来にもなった〔〔『日本歴史地名大系 大阪府の地名 1』平凡社〕。 == 概略 == 樫船神社は、高槻市の最北端、北摂山地の山々に抱かれるようにしてある樫田盆地の最も奥まったところの、大阪府と京都府の府境に位置する明神ヶ岳に至る尾根の下の方、標高約360mの場所にある神社であり、現在は田能地区の鎮守神である〔〔〔ウォッちず(京都及大阪→京都西南部→法貴) 国土地理院 2013年3月17日閲覧〕。もともとは、4世紀ころまで全体が大きな湖であったとされる亀岡盆地の東部の山を切り拓き(=保津川開削)湖水を京都盆地側へ流すことを提案した大国主命と、土地の神様であり、なおかつその工事に使用するための船を拵えた樫船明神(大山喰命)を、樫の船が建造されたとされる場所に祭祀するために貞応元年(西暦1222年)に勧請された神社であった〔〔〔〔。田能川の東側にある神宮寺は、この樫船神社が勧請されたのと同じ頃に開基された寺であり、その名が示す通り、この樫船神社と深い関係にある〔。なお、この神社には神職が不在であるため、用がある場合は、亀岡市の鍬山神社に連絡を取る必要がある〔 樫船神社(かしふねじんじゃ) 大阪府神社庁〕。この鍬山神社は、樫船神社で建造された船で前述した亀岡盆地開拓のために保津川開削を行ったという神様が祀られている〔 『京都府南桑田郡誌・北桑田郡誌・船井郡誌』名著出版〕〔 『丹波の歴史』〕。また、この鍬山神社には、樫船神社という境内社が設けられており、同じ神々が勧請され祀られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「樫船神社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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