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樺型駆逐艦(かばかたくちくかん)は、大日本帝国海軍の駆逐艦の艦級。 ==概要== 第一次世界大戦への参戦で外洋で作戦活動が行える艦が必要になった日本海軍が急遽建造した中型駆逐艦。本型は10隻が建造されたが、ドイツへの宣戦布告から5日後の1914年(大正3年)8月28日に帝国議会で建造を承認、翌年4月までに全艦竣工させるというスピード建造であった。フランス海軍も日本に本型を発注し、12隻が引き渡されアラブ級駆逐艦としてフランス海軍で運用された。 設計は急速建造に対応するために桜型駆逐艦のものを流用した。そのため排水量、吃水を除く主要寸法、兵装は前型と同一である。ただし主缶のみはロ号艦本式缶を初採用して缶を一つ減らし、代わりに重油搭載量を増やして航続力を増大させている。そのため3本の煙突すべての太さ、間隔が違うという外観上の特徴にもなっている。 本型10隻のうち「樺」「桐」を除いた8隻が1916年秋からシンガポールに、翌年4月からは地中海に進出し船団護衛の任務についた。うち「榊」は同年6月11日にオーストリア潜水艦に雷撃され艦首切断、戦死者59名負傷者16名を出す被害を受けている(詳細は榊の項を参照)。 1932年(昭和7年)4月1日、全艦そろって除籍された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「樺型駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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