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樽見鉄道株式会社(たるみてつどう)は、岐阜県で旧国鉄特定地方交通線転換線及び旧日本鉄道建設公団建設線から成る鉄道路線(樽見線)を運営している〔開業実績 AB線(地方における開発等のための鉄道),(WARP) ,日本鉄道建設公団,2003年9月19日時点。2015年1月11日閲覧。〕、西濃鉄道・住友大阪セメントおよび沿線自治体などが出資する第三セクター方式の鉄道会社である〔。本社は岐阜県本巣市に所在する。 == 概要 == 第三セクター会社ではあるが、住友大阪セメント岐阜工場の製品輸送を行っていたこと〔『樽見鉄道10年史』pp.13-15。〕から、西濃鉄道・住友大阪セメントが2社あわせて出資比率7割を超える大株主となっている。収入もかつては貨物輸送が大きなウェイトを占めていたことから、初代の林社長は株式会社としての矜持を保つ意味で、いずれは配当を出すことを社是としていた〔『樽見鉄道10年史』pp.6-25、II 会社設立に至るまで,III 創立および第1回取締役会の開催。〕。 しかし2004年に住友大阪セメントは鉄道利用を2005年度末で打ち切ることを表明し〔「住友大阪セメントが利用打ち切り 」中日新聞 2004年2月20日。(Internet Archive) 〕、2006年3月28日限りでセメント輸送列車の運行を終了した。終了後の経営は非常に厳しく、2005年度より沿線5市町から年間1億円前後の財政支援を受け、収支改善計画に取り組んでいるが最終赤字が続き、財政支援の打ち切りも検討されているなど、路線の廃止が危惧される状況であったが〔「樽見鉄道、廃線含め議論 沿線5市町が支援終了も検討 」岐阜新聞 2010年12月11日。(Internet Archive)〕〔「廃線視野に思惑交錯 樽見鉄道、1年限定の財政支援 」中日新聞 2010年12月12日。(Internet Archive)〕、その後は経常赤字の縮小、最終損益の黒字化が評価され、2013年時点では支援が継続されている。 その一方で「薬草列車」〔『樽見鉄道10年史』pp.51-52。〕や「しし鍋列車」などのイベント列車を運行したり、ショッピングセンターの最寄駅となるモレラ岐阜駅を開設するなど、収入増を図っている。また、2015年4月30日より「市民駅長」を任命し、17の無人駅を委託管理することによりコスト削減を図っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「樽見鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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