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『橋のない川』(はしのないかわ)は、住井すゑが著作した小説。1部から7部まで掲載・刊行され、第8部は表題のみを残し作者のすゑが死去している。明治時代後期の奈良県のある被差別部落(小森部落)が舞台となっている。 ほとんど全編を通じて部落差別の理不尽さ並びに陰湿さが書かれている。最終的には京都市・岡崎で行われた水平社宣言をもって締めとしている。 1部から7部までの累計発行部数は800万部を超える。1969~70年と1992年の二度にわたって映画化された。 「『橋のない川』によって、人間の平等と尊厳を考えようとした若者は、とてつもない数にのぼるはずだ」(灰谷健次郎)〔「朝日新聞」大阪本社版、1997年6月18日夕刊、p.5 〕と賞賛されることもあるが、「侵略戦争を扇動した西光万吉を美化した作品なのに、その問題点がまったく指摘されずにきた」(金静美)との批判の声もある〔『Ronza』(1995年8月号)「戦後50年 文筆者、出版・新聞の戦争責任」〕。 == あらすじ == 1908年(明治41年)、大和盆地(奈良)の山村・小森。 誠太郎と孝二の幼い兄弟は、父を日露戦争で失ったが、しっかり者の祖母ぬいと心やさしい母ふでに大切に育てられる。 やがて小学校に通い始めた二人だが、そこには思いもかけぬ日々が待っていた。兄弟は小学校や路上で、ことごとにいじめられる。小森は被差別部落なのだ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「橋のない川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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