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橋本 優貴(はしもと ゆき、1989年5月9日 - )は、兵庫県神戸市出身の、日本人の女子柔道選手である。階級は52kg級。身長161cm。血液型はO型。組み手は右組み。段位は参段。得意技は大内刈、寝技〔「柔道全日本強化選手名鑑 2015」近代柔道 ベースボールマガジン社、2015年4月号〕。現在はコマツに所属〔KOMATSU : 部員紹介 〕。 ==経歴== 6歳の時に兵庫少年こだま会で柔道を始めた〔。小学校5年からは後に進学することになる兵庫商業高校(通称・ヒョーショー)で練習を積むことになった〔「解体新書 橋本優貴」近代柔道 ベースボールマガジン社、2013年3月号、28-31頁〕。星和台中学3年の時には全国中学校柔道大会52kg級で5位になった〔。 兵庫商業高校に進学すると、2年と3年の時にはインターハイ52kg級で5位となった〔。 金沢学院大学経営情報学部に進学後〔橋本優貴 〕、1年の時に全日本ジュニアで2位となった。2年の時には講道館杯で3位となると、3年の時には桐蔭学園高校1年の山本杏に敗れるも2位となった〔。その後に出場したワールドカップ・スウォンで国際大会初優勝を飾った〔。 2011年に入ると、1月のワールドカップ・ソフィアでマイリンダ・ケルメンディに内股で一本勝ちして優勝を果たした〔。4月の選抜体重別では決勝で中村美里に崩上四方固で一本負けを喫したが2位となった。8月のユニバーシアードでは個人戦は3位だったものの、団体戦では優勝した〔。10月のグランプリ・アムステルダムでは2位となった。11月の講道館杯では決勝で加賀谷千保に内股すかしで一本負けして、2年連続2位に終わった〔。続くグランドスラム・東京とグランプリ・青島でも3位にとどまった〔。 2012年2月にはワールドカップ・ブダペストで優勝を飾った〔橋本、山本が優勝=柔道女子W杯 時事通信 2012年2月12日〕。続いてグランプリ・デュッセルドルフに出場して、準決勝ではキューバのヤネト・ベルモイを横四方固、決勝ではロシアのナタリア・クジュティナを大外刈で破り、今大会オール一本勝ちで優勝を成し遂げた〔女子52キロ橋本すべて一本勝ちV 日刊スポーツ 2012年2月19日〕。5月の体重別では準決勝で中村に有効で敗れた。9月のワールドカップ・ウランバートルでは優勝した〔52キロ橋本、63キロ安松が優勝/柔道 時事通信 2012年9月9日〕。10月の世界団体では日本チームを優勝に導く活躍を果たした〔 時事通信 2012年10月28日〕。11月の講道館杯では準決勝までオール一本勝ちするものの、決勝では環太平洋大学の黒木美晴と対戦して、袖釣込腰で技ありを取られるとその後は指導2まで取り返したものの追いつけずに敗れ、今大会3年連続で2位に終わることとなった。12月のグランドスラム・東京では、準決勝で昨年優勝したコマツの宮川拓美を横四方固で破ると、決勝でも環太平洋大学の谷本和を小内刈の技ありで破って、今大会初優勝を飾った〔浅見、森下らが優勝!GS東京大会、日本勢が全5階級制覇 スポーツニッポン 2012年11月30日〕。 2013年2月のヨーロッパオープン・ソフィアでは、オール一本勝ちして今大会2年ぶり2度目の優勝を飾った〔 スポーツ報知 2013年2月4日〕。続くグランドスラム・パリでは決勝でケルメンディに指導3で勝ち、今大会初優勝を飾った〔 日本経済新聞 2013年2月10日〕。5月の体重別では今まで一度も勝てなかった了徳寺学園の西田優香を横四方固で破ったのを始めオール一本勝ちで初優勝を飾って、世界選手権代表に選出された〔 MSN産経ニュース 2013年5月11日〕。2013年5月まで団体戦も含めれば国際大会で9大会連続優勝を成し遂げた。 8月の世界選手権では準々決勝までの3試合を得意の寝技で一本勝ちするが、準決勝でケルメンディに指導2で敗れて3位にとどまった。一方、団体戦では優勝を飾った〔 MSN産経ニュース 2013年8月28日〕。なお、現在「世界一の寝業師」とも言われている(しかし2011年の体重別決勝では中村美里に抑え込まれている)〔「リオデジャネイロ世界選手権 2013」近代柔道 ベースボールマガジン社、2013年10月号、10頁〕。11月のグランドスラム・東京では決勝で世界2位であるブラジルのエリカ・ミランダを開始早々の大内刈りで破って優勝を飾った〔 読売新聞 2013年11月29日〕〔 時事通信 2013年11月29日〕。 2014年1月にはECCO柔道チームチャレンジ2014 ヨーロッパ対アジアにアジアチームの一員として出場した。ルーマニアのアンドレア・キトゥとの対戦となったが、中盤に小外掛で有効を取られて敗れた〔ECCO Team Challenge, Tyumen 2014 〕。2月のグランプリ・デュッセルドルフでは決勝でクジュティナに指導1で敗れて2位にとどまった。4月の選抜体重別では準決勝で西田に小内刈で敗れたものの、世界選手権代表に選ばれた〔 時事通信 2014年4月6日〕。8月の世界選手権では7位に終わった。世界団体では3位になった〔 日本経済新聞 2014年8月31日〕。12月のグランドスラム・東京では、準決勝で中村を絞め落とすと、決勝でも西田を指導1で破って今大会3連覇を飾った〔 時事通信 2014年12月5日〕。 2015年2月のヨーロッパオープン・オーバーヴァルトで2位に終わると、4月の体重別でも決勝で中村に指導1で敗れて3年連続の世界選手権代表にはなれなかった。5月のワールドマスターズでは決勝でクジュティナに有効で敗れた〔高藤と田代が優勝 NHK 2015年5月24日〕。12月のグランドスラム・東京では準決勝で帝京大学4年の志々目愛に有効で敗れて3位だった〔Tokyo Grand Slam 2015, Japan 〕。 IJF世界ランキングは1644ポイント獲得で、5位(16/4/11現在)〔World ranking list 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「橋本優貴」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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