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機動九〇式野砲 : ミニ英和和英辞書
機動九〇式野砲[きどう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [き, はた]
 (n) loom
機動 : [きどう]
 【名詞】 1. maneuver 2. manoeuvre 
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
: [く]
  1. (num) nine 
: [まる]
 (iK) (n) circle (sometimes used for zero)
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
: [の]
 【名詞】 1. field 
野砲 : [やほう]
 【名詞】 1. field gun 2. field artillery
: [ほう]
  1. (n,n-suf) gun 2. cannon 

機動九〇式野砲 ( リダイレクト:九〇式野砲 ) : ウィキペディア日本語版
九〇式野砲[きゅうまるしきやほう]

九〇式野砲(きゅうまるしきやほう)は、1920年代後期から1930年代初期にかけて開発・採用された大日本帝国陸軍野砲。本項では機械化牽引を目的とした派生型、機動九〇式野砲(きどうきゅうまるしきやほう)についても詳述する。
第二次世界大戦では改造三八式野砲九五式野砲とともに帝国陸軍の主力野砲として運用された。
== 概要 ==
九〇式野砲の開発以前(日露戦争後)、帝国陸軍の主力野砲は1907年明治40年)に制式採用された三八式野砲であったが、1910年代第一次世界大戦を経て火砲の性能が格段の上昇を遂げると、駐退復座機の導入に伴う過渡期の産物であった三八式野砲は陳腐化してしまった。
陸軍はこの事態に際し、1920年代にコストと時間の関係から三八式野砲を改良して最大射程を伸ばした改造三八式野砲を開発・量産する一方で、新型野砲の導入に向けた動きを1920年大正9年)から進めていた。しかし当時の日本には列強各国の新型火砲と同等のものを自力で開発できる技術がなかったため、新型野砲の開発は必然的に外国の技術に頼ることとなり、陸軍は外国に視察団を派遣しその設計を依頼することにした。この過程で注目を集めたのが,、火砲先進国であるフランスシュナイダー社が提案した75mm野砲であった。シュナイダー製のこの75mm野砲は、世界で初めて砲身後座方式を採用した、フランス国営兵器工廠製の75mm野砲 Mle 1897の影響を受け発展させたもので(開発組織が異なるMle 1897の派生型ではない)、開脚式砲架などいくつかの新技術が取り入れられていた。陸軍はシュナイダー社と交渉を重ね、最終的にこの新型野砲の購入とそれに伴う新技術の取得で合意した。
陸軍は当初シュナイダー砲の購入で得られた新技術を基に新型野砲を開発する予定であったが、コスト面や技術的な観点および購入砲自体が優れていたことなどから、最終的にシュナイダー野砲に改良を加えたものを新型野砲として導入することにした。改良の主なポイントは、ヨーロッパ大陸での運用を前提にしているシュナイダー野砲を中国大陸での運用に適したものにすることであった。本砲の設計は1928年昭和3年)に開始され、数度の改正を経て1930年(昭和5年)に試製砲が完成、1931年(昭和6年)に仮制式制定を経て1932年(昭和7年)に九〇式野砲として制式制定された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「九〇式野砲」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Type 90 75 mm Field Gun 」があります。




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