|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 機 : [き, はた] (n) loom ・ 機動 : [きどう] 【名詞】 1. maneuver 2. manoeuvre ・ 動 : [どう] 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion ・ 戦 : [いくさ] 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight ・ 戦隊 : [せんたい] (n) squadron ・ 隊 : [たい] 【名詞】 1. party 2. company 3. body (of troops) 4. corps ・ ジャー : [じゃー] 【名詞】 1. jar 2. (n) jar ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『おジャ魔女どれみ』(おジャまじょどれみ)は、東映アニメーションが15年ぶり〔『とんがり帽子のメモル』以来。本シリーズの放送枠のアニメ第1作でもある〕に制作した、オリジナル魔法少女アニメ作品。版権上、原作は東堂いづみになっており、コミック・ゲームなどメディアミックス展開した。 本項では必要に応じ以下の初回公開順に則った略称で表記する。作中の時系列上では『も〜っと! おジャ魔女どれみ』(第3期)と『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』(第5期)は同時期を描いているので注意。 *「第1期」 - 『おジャ魔女どれみ』 *「第2期」 - 『おジャ魔女どれみ♯』 *「第3期」 - 『も〜っと! おジャ魔女どれみ』 *「第4期」 - 『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』 *「第5期」 - 『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』 *「第6期」 - 『おジャ魔女どれみ16シリーズ』 なお、コミック版は別に略称を設けて該当節にて解説する。 == シリーズの概要・設定 == ABCテレビ・テレビ朝日系列で放送された、東映アニメーション制作のオリジナル魔法少女アニメ。1999年(平成11年)に『おジャ魔女どれみ(全51話)』、2000年(平成12年)に『おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)(全49話)』、2001年(平成13年)に『も〜っと! おジャ魔女どれみ(全50話)』、2002年(平成14年)に『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!(全51話)』の全4シリーズ(全201話)が放送された。当初は4クールの放送予定であったが、最終的に地上波では4年(16クール)という長期間の放送となり、この枠の人気作品となった〔『馬越嘉彦 東映アニメーションワークス』一迅社、2011年、p145 ISBN 978-4-7580-1221-8〕。また2000年・2001年には劇場版も製作された。2004年(平成16年)には、番外編にあたる『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ(全13話)』が製作され、パーフェクト・チョイス(現・スカチャン)でPPV放送され、後に地上波でも放送された。 アニメと並行して、たかなししずえによる漫画版も『なかよし』に連載され、単行本『おジャ魔女どれみ』(全3巻)と『も〜っと! おジャ魔女どれみ』(1巻のみ発売)が刊行された。 アニメ終了後の2011年(平成23年)12月から2015年(平成27年)12月までは、高校生になった主人公たちを描く小説『おジャ魔女どれみ16』シリーズが講談社ラノベ文庫より展開されている。 従来の魔女っ子アニメや変身ヒロイン物とは異なり、魔法ヒロイン路線よりも一種の人間ドラマ的なジュブナイル路線を中心に描かれており、自らの意思で魔法を使うのをやめたり、魔法を捨てたりした魔女も描かれており、魔法が決して万能の解決手段ではないことが暗に示され魔法は万能の解決手段というよりも、迷う人物の背中を押す程度であることが多い。初期の挿話では魔女見習いである主人公たちの技量不足もあって全く役に立っていない話、後期には魔法が無くても話が成り立つような話、終盤には魔法を一切使用しない話まで作られた。 すべてのシリーズは基本的に一話完結だが、シリーズ全体で見ると1話ごとでストーリーにつながりを持っており、長期シリーズとなったこともあり、以前の話で出てきたキャラクターがその能力や性格を活かした形で後に再登場する、という事例が多い。また四季が放送時期と合わせてある〔各作品とも学年単位で構成されていることから春→夏→秋→冬の順で物語が進んでいる。しかし番組改編期の都合上、序盤や終端では若干のずれが生じることもあった。またOVAである『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』も、製作側が時系列を意識したかどうかは別として、夏休みに始まりひな祭りで終わっており、これもまたスカイパーフェクTV!での放送時期にあわせて作られている〕など、物語内の時間経過の速度が現実と大体同じになるように作られていた。また、放送時期の現実の出来事が作中に登場することもあった〔2000年4月からのチャイルドシート使用義務化や2002年4月からの学校週5日制導入など〕。さらに、TVシリーズでは主人公陣の一人を通じて家族内の不仲と和解を描き、『も〜っと! おジャ魔女どれみ』では不登校(長期欠席)児童・生徒問題、小説ではあるが『おジャ魔女どれみ16シリーズ』では現代の高校生にとって身近な内容である学校裏サイト問題を取り上げたりと、それまでのアニメでは展開し辛かったアクチュアルな話題も語られている。 なお、以上のことを踏まえてシリーズの時系列はテレビアニメシリーズをリアルタイム基軸としており、第5期以降の物語は作品発表時期が作内時間ではない。特に第6期となる『おジャ魔女どれみ16シリーズ』では、それに関連して北京オリンピックなどの描写が存在〔第6期第4巻p200など〕する。 1話単位での構成・演出上の特徴としては、第1期第1話と第5期第12話を除く全話において、アバンタイトルが通常20秒〔第1期第47話では40秒、第3期第9話から第17話は30秒、第5期では回によって15秒から40秒〕流されている。内容は本編自体の抜粋からイメージ映像的なもの、あるいはミスリードを誘うような内容であることもままある。しかしアバンタイトルの内容が本編と全く関係ない時もある〔第2期第20話など〕。第1期第47話以外のアバンタイトルの全てにフレームが付く。また、CM前後のアイキャッチが第2期までは12秒、第3期以降は10秒と比較的長い〔一般的なアニメは5秒程度かそれ未満が多い。〕ことも特徴の一つである。全作を通じて、オープニングアニメーションの変更はマイナーチェンジのみであり、第4期と第5期第12話を除きエンディングの変更はない。次回予告終端には各シリーズごとに決まった決めゼリフが用意されている。コメディ路線の回ではどれみがオチを担当することが定番となっている。その回のタイトルと次回予告の決めゼリフの読み上げは、春風どれみ担当の千葉千恵巳がシリーズを通して担当している〔ただし、第4期第50話の次回予告の決めゼリフとTVシリーズ最終話である第51話のタイトルの読み上げは、おジャ魔女のメンバー5人を担当する声優陣全員で声をあてた。また、第5期では次回予告の決めゼリフを、おジャ魔女のメンバー5人それぞれが持ち回りで担当した〕。 また提供テロップでは「♯」までブルーバックだったが「も〜っと!」以降は作品のイメージ静止画とBGMになり、次回予告も「♯」までED前だったのが「も〜っと!」第14話以降はED後に移行した。 タイトルロゴや主人公の名前にもあるように、音楽に関連する記号や用語が本作品上では頻繁に登場する〔例えば、本作品の舞台となる美空市は「ミ」「ソ」「ラ」(「シ」)と音階順だったり、ドドをはじめどれみ達の妖精の名前もこれまた''ドレミ、ハニホの違いはあれ''音階名である。魔女界で使われている文字は音符がペースになっていたり、魔女界の空には音符を模したオブジェクトが浮かんでいる。作中で言う人間界にも音符を模したオブジェクトが散見される。また、主人公級のキャラクターにはそれぞれ担当楽器があり、それぞれの楽器にまつわるエピソードを持っているキャラクターもいる。さらにはマジカルステージを発動させるときは指揮者を模したと思われる動作を行っている〕。 第3期以降では、英語のセリフがいくつか登場したものの、字幕や日本語訳は一切付けられなかった。しかし、セリフの意味については一部除けば前後の文脈から判断することができた。 本作は他の魔法少女作品とは異なり、「変身」ではなく「お着替え」である。これは幼い子供の目線で考えた結果、自分で着替えることが一人前への大前提であることから発案されたもの〔関プロデューサーインタビューより。『AX BOOK おジャ魔女どれみ1』ソニー・マガジンズ、2000年、84頁 ISBN 4-7897-1526-4〕。お着替えであるため、見習い服の下(普段着)のポケットから物を取り出したりもできる〔第3期第9話など〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「おジャ魔女どれみ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ojamajo Doremi 」があります。 スポンサード リンク
|