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PIC : Pilot In Command, pilot =========================== ・ 機 : [き, はた] (n) loom ・ 機長 : [きちょう] PIC : Pilot In Command, pilot ・ 長 : [おさ] 【名詞】 1. chief 2. head
機長(きちょう、)とは、航空機乗員のうちの最高責任者・管理者である。 == 概要 == 一般的に機長とは、航空機の機長を指す。操縦、他の乗員に対する命令と指揮、機内における最終責任の3つが主な役目である。 旅客機または貨物機では、船舶と同じくキャプテンと呼ばれる。小型機や自家用機、ビジネスジェットの機長は、PIC(ピーアイシー。PILOT IN COMMANDの略で指揮操縦士)と呼ばれる。 法的に座席の指定はないが、機長が左席、副操縦士が右席に着席するのが一般的となっている。これは船舶は必ず左舷で接岸することから、船長の席が常に見通しの良いブリッジの左寄りにあった時代の名残りである〔http://answer.google.com/answers/threadview?id=285050 (19 Dec 2007)〕 ヘリコプターでは逆に、右が機長席になる。これは、計器盤のスイッチなどを操作する際、スロットルレバーを扱う左手を一時的に離せば済むため。飛行機と異なり、右手は操縦桿を保持し続けなければならないので離すわけにはいかない。 日本の場合、旅客機・貨物機の機長のほとんどは定期運送用操縦士の資格を要し、更に技能限定証明(操縦できる機種や路線などが個別に細かく分かれている)も必要。 なお、その他のフライトでは、事業用操縦士や自家用操縦士の資格のみでも機長業務を行うことができる。 勤務中に携帯しているトランク(副操縦士も同じ物を持つ)は「フライトケース」または「フライトバッグ」といい、中には免許証(定期運送用操縦士の航空従事者技能証明書、航空身体検査証明書、航空無線通信士の無線従事者免許証、技能限定証明書(研修を終え、審査にも及第し動かせる機種の証明)の4つ。さらに国際線では2008年(平成20年)3月5日から航空英語能力証明書も必要になった)、航空図、運用する機体に関するマニュアル、社内規定集、通信用のヘッドセット(個人用が貸与されている場合)、手袋やサングラスなどが収められている。免許と証明書以外は全て勤務先からの貸与品。さらに、フライトコンピュータ(航法計算盤。計算尺の一種)を持つ場合もある。フライトケース自体も、一般的なトランクとは構造が違い、操縦席でいつでも参照など出来るよう、鞄同様に立てた状態で開けられるようになっている。目的地で一泊する勤務の場合には、これにオーバーナイトバッグ、ステイバッグなどと呼ばれる着替えや私物を入れた鞄が荷物に加わる。乗務員だからといって出入国審査や航空保安検査がフリーパスということはなく、専用の通路で検査を受ける(当然パスポートも持っている)。 21世紀に入ってからは、規定集や航空図がタブレット端末に記録される電子化・軽量化が進んでいる〔このタブレット端末は、高度1万メートル以上を飛行中のみに使用されることを条件に、耐空証明の取得が不要〕。 団体として「日本航空機操縦士協会」がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「機長」の詳細全文を読む
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