翻訳と辞書
Words near each other
・ 檀林
・ 檀林寺
・ 檀林皇后
・ 檀特山
・ 檀王法林寺
・ 檀田
・ 檀皇
・ 檀石槐
・ 檀祗
・ 檀紀
檀紙
・ 檀紙 (高松市)
・ 檀紙村
・ 檀臣幸
・ 檀蜜
・ 檀超
・ 檀越
・ 檀道済
・ 檀那
・ 檀那寺


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

檀紙 : ウィキペディア日本語版
檀紙[だんし]

檀紙(だんし)とは、を原料として作られた縮緬状のしわを有する高級和紙のこと。厚手で美しい白色が特徴であり、主として包装・文書・表具などに用いられる。
古くは主に弓を作る材料であったニシキギ科の落葉亜喬木であるマユミ(檀/真弓)の若い枝の樹皮繊維を原料として作られた〔ただし、田中稔の調査によれば、奈良時代に作成された正倉院文書には「檀紙」・「真弓紙」と言う名が存在するものの、現存する紙でマユミを原料とした紙の存在は確認されていないという。〕ためにこの名がある。また、陸奥国を主産地としたために「みちのくのまゆみ紙」後に転じて陸奥紙(みちのくがみ)とも呼ばれた。
源氏物語』や『枕草子』にも「陸奥紙」として登場するなど、平安時代以後、高級紙の代表とされ、中世には讃岐国備中国越前国が産地として知られていた。なお、徳川将軍による朱印状も原則として檀紙が用いられていた(高山寺大覚寺の所領安堵朱印状など)。
== 補注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「檀紙」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.