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塚本正治(つかもと まさじ、1961年 - )は、日本の社会運動家。詩人。 == 略歴 == 大阪市生野区鶴橋出身。 1993年12月大阪精神障害者連絡会の正式結成大会に参加、精神障害者当事者活動〔精神障害者当事者活動には精神障害者患者会の活動などがある〕に関わる。特に精神障害者の福祉と人権に関わる課題について精力的に取り組み、1997年病院での患者への人権侵害が明らかになった「大和川病院事件」、2001年多くの小学生が犠牲となった「附属池田小事件」に関わる報道の二次被害問題を社会的に取り組んだ〔「精神障害者連絡会声明を発表、殺傷事件報道で差別意識拡大」毎日新聞2001年6月16日〕。また「附属池田小事件」をきっかけにはじまった「触法精神障害者対策法」-「心神喪失者等医療観察法〔心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律、通称、医療観察法〕」について「精神障害者にだけ再犯のおそれは認められない」という立場で反対論客の一人である。同法は2003年当時の小泉内閣で国会成立し、2005年に施行された。そして2006年「障害者自立支援法」の成立に関して「応益負担」問題や障害者福祉財源削減反対の立場から、2005年参議院大阪地方公聴会において公述人を務めた。〔大阪地方公聴会速記録、平成17年10月7日〕 現在は大阪市障害程度認定区分調査審査員等をつとめながら、精神障害者の福祉と人権の確立に取り組んでいる。また大阪市内生野区・東成区・天王寺区を拠点とするNPO法人精神障害者支援の会ヒットの副理事長として地域に根ざした精神障害者支援の活動を継続している。 2013年政府・厚生労働省が打ち出した「病棟転換型居住施設構想」に障害者権利条約違反として反対の立場で活動している。 同時に精神保健の啓発活動に音楽を取り入れ、1995年、当事者によるフォークバンド「ハルシオン」を結成(2004年解散)。現在は教育現場での精神保健の啓発活動に取り組んでいる。またシンガーソングライターの一面も持ちオリジナルアルバムの制作やライブ活動も行っている。NHK福祉情報番組「きらっといきる」のエンディング曲として2007年から2012年3月まで自身の楽曲「春夏秋冬-さらしながら-」が採用された。2014年6月26日ハルシオン]を再結成した。ソロのオリジナルCDは「生命の輝き」「僕らの合言葉はDPI」「瓢箪山の麓にて」「唄にして」「希望の唄」「この町から」をリリースしている。 2012年3月9日朝日放送・探偵ナイトスクープ「夢の中のさっちゃん」に出演する。 2013年部落解放文学賞記録部門に「僕の獄中記」で入賞し、2014年第40回部落解放文学賞詩部門に「おじいちゃんの密談」で入選した。 2015年第41回部落解放文学賞記録表現部門に自身の半生記「ありがとう」で入選した。2015年5月17日いわゆる「大阪都構想」住民投票については「大阪市から政令指定都市としての権限・財源を奪い障害者サービスの低下をもたらす可能性が強い」と反対の立場で活動した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塚本正治」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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