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櫃島[ひつしま]
櫃島(ひつしま)は、山口県萩市沖の日本海に浮かぶ島。 == 地理・自然 == 同じ萩市に属する大島から約1.1km北西側に隣接する形で位置している。本土である萩市中心部からは約10.5kmほど北に位置しており、北長門海岸国定公園の区域に指定されている。大島、相島などとともに、かつての「萩六島村」を構成する島のひとつ。ちなみに、その六島の残る三島は尾島、羽島、肥島であり、いずれもすでに無人島となっている。 島は安山岩により形成された溶岩台地である。海岸線は断崖絶壁で港以外の所では上陸はほぼ不可能、崖の上はクロマツで被われ、一部にアカマツや広葉樹等が見られる。標高の最高地点は約90.1mで、内陸に入るとほぼ平坦地で一面葉たばこ畑が広がる。北側の海岸に山口県内で唯一ヒゴタイが自生しており、オリヅルシダの県内北限の自生地となっている。島の中南部にある櫃島八幡宮の境内には市指定天然記念物であるリュウキュウエノキがある。樹高約23m、幹の周囲約6.5mで推定樹齢は約400年、日本最大のリュウキュウエノキといわれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「櫃島」の詳細全文を読む
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