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次世代スーパーコンピュータ・プロジェクト : ミニ英和和英辞書
次世代スーパーコンピュータ・プロジェクト[じせだいすーぱーこんぴゅーた]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [つぎ]
  1. (n,adj-no) (1) next 2. following 3. subsequent 4. (2) stage 5. station 
次世代 : [じせだい]
 (n) next (future) generation
: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
世代 : [せだい]
 【名詞】 1. generation 2. the world 3. the age 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

次世代スーパーコンピュータ・プロジェクト ( リダイレクト:京 (スーパーコンピュータ) ) : ウィキペディア日本語版
京 (スーパーコンピュータ)[けい]

(けい、)は、日本理化学研究所に設置されたスーパーコンピュータの名称(愛称)である〔次世代スーパーコンピュータの愛称は「京(けい)」と決定 - 理化学研究所 〕。従来は「次世代スーパーコンピュータ」、「汎用京速計算機」、「京速」などと呼ばれていた。文部科学省次世代スーパーコンピュータ計画の一環として、理化学研究所と富士通が共同開発した。「京」は、浮動小数点数演算を1秒あたり1回おこなう処理能力(10ペタフロップス)に由来する。
総開発費1,120億円を投じ、2012年6月に完成〔スーパーコンピュータ「京」が完成 (理化学研究所、富士通 プレスリリース)〕、同年9月に共用開始〔スーパーコンピュータ「京」9月28日から共用開始 〕。
TOP500で、2011年6月および2011年11月に1位〔
〕〔Japan's K Computer Tops 10 Petaflop/s to Stay Atop TOP500 List 〕になるが、完成直前の翌2012年6月には2位〔June 2012 - TOP500 〕に、同年11月には3位〔- TOP500 〕に後退。この年1位の米は開発費が9,700万US$(約76.5億円)で17.59ペタフロップス〔ただし、TitanはスーパーコンピュータJaguar(総開発費1億400万US$)からのアップグレードである。〕。
2013年6月に4位〔中国製スパコン、首位奪回…理研「京」4位後退 読売新聞 2013年6月18日〕、2015年7月に4位となった。また2011年、2012年、2013年、2014年にHPCチャレンジ賞クラス1京速コンピュータ「京」がHPCチャレンジ賞 4部門すべてで第1位を獲得 (理化学研究所、2011年)〕〔スーパーコンピュータ「京」でHPCチャレンジ賞 3部門の第1位を獲得 (理化学研究所、2012年)〕、2013年に日本初となるHPCチャレンジ賞クラス2を受賞〔理化学研究所 - 広報活動 > トピックス2013 >「スーパーコンピュータ「京」でHPCチャレンジ賞クラス1、2(初)を受賞」 〕。2011年、2012年にゴードン・ベル賞京速コンピュータ「京」による成果がゴードン・ベル賞を受賞 (理化学研究所、2011年)〕〔スーパーコンピュータ「京」によるダークマターシミュレーションがゴードン・ベル賞を受賞 (理化学研究所、2012年)〕を受賞。2014年、2015年7月、11月にスパコンのランキングGraph500で1位を獲得した〔理化学研究所 - 広報活動 > トピックス2015 >「スーパーコンピュータ「京」がGraph500で世界第1位を奪還 〕〔理化学研究所 - 広報活動 > トピックス2015 >2期連続でスーパーコンピュータ「京」がGraph500で世界第1位を獲得-ビッグデータの処理で重要となるグラフ解析でも最高レベルの評価- 〕。
== 概要 ==

次世代スーパーコンピュータプロジェクトは、2005年に文部科学省と理化学研究所で開始され、2006年国家プロジェクトとなった。プロジェクトの目的は、過去に世界最高性能を記録した数値風洞CP-PACS地球シミュレータに続くナショナル・リーダーシップ・スーパーコンピュータ(NLS)〔
〕の構築、およびプロジェクトを通じた計算科学計算機科学分野の人材育成である。今後5-10年の計算需要に基づき、性能目標のひとつとしてLINPACKベンチマークでの10ペタフロップス達成を掲げた。
「京」は特定分野に特化した専用機ではなく、幅広い用途に応用できる汎用計算機として設計された。当初はベクトル機とスカラ機からなる「複合型」を計画・開発していたが、2009年5月にベクトル機を担当していたNECおよび日立が撤退したことにより、スカラ型のみの構成に設計変更された。この結果、CPUSPARCベースのSPARC64TM VIIIfxを採用し、Tofuと呼ばれる6次元メッシュ/トーラスのインターコネクトなど、富士通の技術を全面的に使用した計算機となった。その後、富士通は「京」のCPUをSPARC64TM IXfxに変更して性能を向上させた市販モデルのPRIMEHPC FX10を発表し、国内・海外に販売している。
なお、2009年11月の事業仕分けで事実上の凍結と判定されたことを機会として、各種の議論が行われたが、後に予算復活され、2012年6月に完成した。
開発中の2011年6月および2011年11月にTOP500で1位となり、2011年11月にHPCチャレンジ賞とゴードン・ベル賞を受賞した。また性能以外に安定性では、2011年11月のTOP500測定時に29時間28分の無故障動作を実測した〔京速コンピュータ「京」が10ペタフロップスを達成 〕。
ロゴは書道家武田双雲によるもの。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「京 (スーパーコンピュータ)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 K computer 」があります。




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