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欣弥め(きんやめ)は、古典落語の演目の一つ。「艶笑落語(バレ噺)」の中でも性描写がどぎついため、お座敷噺として演じられることが多く、高座にかけられる機会は少ない。 夜這いで小姓に体を許す姫君と、同じ答えだけを繰り返す小姓とのとぼけたやりとりだけで構成される小噺。 あのねのねの曲「つくばねの唄」はこの噺がベースとなっている。 == あらすじ == 小姓の欣弥が姫君の屋敷へ、夜這いに入る。 「誰じゃ、わらわの部屋に入ろうとしている者は…」 「欣弥めにございます」 「そうか、部屋に入るのはよいけれど、みだらなことをしてはなるまいぞ」 「かしこまりました」 「誰じゃ、わらわの唇を吸う者は…」 「欣弥めにございます」 「そうか、唇など吸うてもよいけれど、乳房を吸うてはなるまいぞ」 「かしこまりました」 「誰じゃ、わらわの乳房を吸う者は…」 「欣弥めにございます」 「そうか、乳房など吸うてもよいけれど、股の間に指など入れてはなるまいぞ」 「かしこまりました」 「誰じゃ、わらわのあそこに指を入れる者は…」 「欣弥めにございます」 「そうか、指など入れてもよいけれど、太くて長いものなど入れてはなるまいぞ」 「かしこまりました」 「誰じゃ、わらわのあそこに太くて長いものを入れる者は…」 「欣弥めにございます」 「そうか、太くて長いものを入れるのはよいけれど、それを朝まで、抜いてはならぬぞ」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「欣弥め」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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