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欧州連合戦闘群(英語:European Union Battlegroup、略称:EUBG または BG)は、欧州連合の共通安全保障防衛政策を支援する部隊のこと。連合加盟国の分担に基づき、戦闘支援部隊が増強された大隊規模部隊(約1,500人規模の部隊)がそれぞれ18個戦闘群から成っている。戦闘群はローテーション式に配備され、2個戦闘群が常時待機している〔Factsheet on Battlegroups - Council of the European Union (PDF文章)〕〔New force behind EU foreign policy BBC.News〕。バトルグループ〔2010年度版防衛白書〕とする表記もある。部隊は欧州連合欧州理事会(加盟国の象徴的国家元首、国務長官、または多くの場合加盟国政府代表)の一致に基づいて直接の統制下にある。 2007年1月1日に戦闘群は完全作戦能力を獲得する。戦闘群は既存のアドホック任務に基づき欧州連合責任下でヨーロッパのための新しい「常備軍」として評される。部隊と装備は「指揮国(主導国)」の下でEU加盟国から拠出される。2004年、国際連合事務総長のコフィー・アナンはこの計画を歓迎し、国連による事態対処能力を促進する戦闘群の価値と重要性を強調している。 == 背景 == 戦闘群についての初期構想については1992年12月10日から11日までフィンランドのヘルシンキにて実施された欧州理事会サミットから始まる。理事会では2003年に成立する事を目標とする主要議題として、加盟国ごとに高待機水準の小規模部隊の提供を持って構成される緊急展開部隊の必要性を明示する。2003年2月4日にル・トュケで開催された英仏サミットにて、この構想は優先事項として「5日から10日以内で陸海空部隊の初動配備」〔European defence: core documents (PDF文章)〕を可能とする緊急展開能力の向上が明示され、「2010年目標(Headline Goal 2010)」にとって不可欠であると強調された。 2003年に実施されたアルテミス作戦では、欧州連合による危機管理構想に基づき、作戦開始からちょうど3週間の短期間で部隊緊急展開能力を発揮し、次段階における実質的な配備を実行するため更に20日間を必要とした。この成功は、将来の緊急展開配備に関わる構想の実質的な雛形として考慮された。同年11月の英仏サミットで、アルテミス作戦の経験を基にして欧州連合は国際連合の要請に応じて15日以内に部隊を配備することが必要であると述べられる。これは特に「人員約1,500人の陸上部隊からなる戦闘群規模の部隊を一加盟国または複数加盟国によりパッケージングされた単位による提供」と明示がなされる。 2004年2月10日にフランス、ドイツおよびイギリスは「戦闘群構想」を概説する文書を公開した。文書では戦闘群についてアルテミス作戦の経験に基づいて、1,500人の人員を15日以内に配備させることが可能な複数の独立グループで構成されるとあった。これらは主に急遽なされる国際連合の要請に応じられるため、特定任務について迅速に調整させることが出来るとした。それらは例えば、国連委任の下での国際連合平和維持活動のため、より大規模な部隊が出動するまでの間、戦闘群は活動の橋渡しに集中する。計画は2004年11月に全加盟国の承認を得て、その年に初期編成である13個戦闘群と関連する特定分野能力を整備することが約束される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「欧州連合戦闘群」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 EU Battlegroup 」があります。 スポンサード リンク
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