|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 歌 : [うた] 【名詞】 1. song 2. poetry ・ 歌う : [うたう] 1. (v5u) to sing ・ 骨 : [ほね] 1. (adj-na,n) bone
歌う骨(うたうほね、''Der singende Knochen''、KHM28)はグリム童話のひとつ。 == あらすじ == 「危険な猪を退治したものは王女を嫁にやろう」 王さまからのお触書が出て、貧乏兄弟が猪退治を始めるが、弟は小人に出会って黒い杖を渡され、この不思議な杖で件の猪をすぐに退治してしまう。弟が喜び勇んで猪を背負って城に向かう途中、居酒屋で飲んでいた兄と出会い、すべてを知った兄は弟を殺して橋のたもとに埋めてしまう。そして自分が猪を退治したと嘘をつき、王女と結婚する。 やがて年月が過ぎ、兄は王子として何不自由ない暮らしを満喫していた。そんなころ、羊飼いが橋のたもとで亡き弟の骨を見つけて、笛を作ると、笛が吹いてもいないのにこんな歌を歌いだした。 ♪あなたが吹く笛は私の骨。兄に殺されて埋められてしまいました。兄は王女と結婚したかったから。 すぐに羊飼いは王さまにこの笛を届けると、笛は王さまの前でも同じように鳴った。この歌を聞いた王さまが橋の袂を掘り返すよう命令すると、そこから骸骨が出てきた。婿の悪行を知った王さまは、婿となった兄を生きたまま袋詰めにして口を縫い、池に沈めて処刑した。 一方、掘り出された弟の方は、改めて懇ろに葬られた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「歌う骨」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|