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相関係数(そうかんけいすう、)とは、2つの確率変数の間にある線形な関係の強弱を測る指標である。相関係数は無次元量で、−1以上1以下の実数に値をとる。相関係数が正のとき確率変数には正の相関が、負のとき確率変数には負の相関があるという。また相関係数が0のとき確率変数は無相関であるという。 たとえば、先進諸国の失業率と実質経済成長率は強い負の相関関係にあり、相関係数を求めれば比較的−1に近い数字になる。 相関係数が±1に値をとるのは2つの確率変数が線形な関係にあるとき、かつそのときに限る。また2つの確率変数が互いに独立ならば相関係数は0となるが、逆は成り立たない。 普通、単に相関係数といえばピアソンの積率相関係数を指す。 == 定義 == === 相関係数 === 正の分散を持つ確率変数、が与えられたとき、共分散を、標準偏差を、とおく。このとき : を確率変数、の相関係数という。これは期待値をで表せば : と書き直すこともできる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「相関係数」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pearson product-moment correlation coefficient 」があります。 スポンサード リンク
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