|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 正 : [ただし, せい, しょう] 【名詞】 1. (logical) true 2. regular ・ 冒険 : [ぼうけん] 1. (n,vs) risk 2. venture 3. adventure
『正チヤンの冒険』(しょうちゃんのぼうけん)は、画・東風人(樺島勝一)と作・織田小星(織田信恒)の作った4コマ漫画。大正時代にアサヒグラフや朝日新聞などで、タイトルを変更しながら連載された。主人公の少年、正チャンと相棒のリスによる様々な冒険の旅を描き、西洋的なセンスにあふれた絵柄と童話を思わせる幻想的な物語で、当時の読者に大好評を博した〔日外アソシエーツ発行『漫画家人名事典』(2003年2月)ISBN 9784816917608、P89-90〕。 == 出版 == 最初は『正チヤンのばうけん』のタイトルで、アサヒグラフの1923年1月の創刊号から9月の最終号まで連載された。アサヒグラフが廃刊となってからは朝日新聞の朝刊で連載されることとなり、同年の10月20日付から『正チヤンノバウケン』『お伽 正チヤンノ冒険』『正チヤンの冒険』などと、数回タイトルを変更しながら連載された。1924年8月20日付で連載が休止するも10月5日付から再び連載が始まり、翌年の10月31日付まで連載された。さらに1926年の2月12日付から5月18日付まで、『正チヤンのその後』が連載された。一方、再刊されたアサヒグラフでも、『水曜日の正ちやん』のタイトルで1924年3月12日号から8月27日号まで連載された。 1924年から1925年にかけて、朝日新聞社から全7巻の単行本(横長本、1巻64頁、4色刷)が刊行された。初版刊行日は以下の通りである。 *壱の巻 - 1924年7月6日 *貮の巻 - 1924年9月10日 *参の巻 - 1924年10月25日 *四の巻 - 1924年1月10日 *五の巻 - 1924年3月20日 *六の巻 - 1924年6月15日 *七の巻 - 1924年10月15日 またこれらの単行本とは異なる関連作品も存在する。1926年には朝日新聞社から『正チャンの其後』というタイトルの絵本(大型縦本、60頁)が書き下ろしで刊行された。これには正チャンやリスに加えて、ドンキチというドングリの小人が登場する。さらに同年には金尾文淵堂から『正チャンとリス』という本が刊行されたが、これは樺島が表紙と扉絵を手掛け、収録された漫画は清水君吉が手掛けている。昭和以降も関連作品は登場し、1950年と1951年には大日本雄弁会講談社から『絵ものがたり 正ちゃんのぼうけん』として刊行された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「正チャンの冒険」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|