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正力松太郎賞(しょうりきまつたろうしょう)は、現代日本プロ野球(大日本東京野球倶楽部、東京巨人軍、現在の読売ジャイアンツ)の生みの親として知られる正力松太郎(元読売新聞社社主)の業績を称え、1977年から表彰が始まった賞。 == 概要 == 創設された1977年より毎年表彰。プロ野球の発展に大きく貢献した人物(監督・コーチ・選手・審判)に贈られる。読売新聞は「日本球界最高の賞」としている〔「全会一致で文句なしの受賞、正力賞に原監督」読売新聞 2009年11月13日〕。 表彰者には、金メダルと賞金500万円が与えられ、賞金は読売新聞・日本テレビ両者から提供される。なお受賞者のパターンとしては、日本プロ野球の所属球団で日本一に導いた人物がほとんどで、その大多数が監督となっている。2010年に特例として、球団(千葉ロッテマリーンズ)やファン(マリーンズサポーター)を対象にしようとした動きがあった。 コミッショナーから委託された「正力松太郎賞選考委員会」によって審議され選出される。2012年度の選考委員は王貞治(委員長)、杉下茂、中西太、山本浩二(2010年~)、田口雅雄(野球ジャーナリスト)の5人。山本の前任者は稲尾和久(2007年まで)→大沢啓二(2008年~09年)が務めていた。2008年までは川上哲治が委員長を務めていたが、高齢を理由に選考委員を退き、代わって王貞治が就任、同時に委員長職も引き継いだ。 2015年、田口雅雄が高齢を理由に選考委員を退き、代わって門田隆将(ノンフィクション作家)が選考委員になった。これによって、同年度から選考委員は王貞治、杉下茂、中西太、山本浩二、門田隆将の5人となった〔「正力賞にソフトバンク工藤監督 選手・監督での受賞は3人目」日経新聞 2015年11月19日〕。 最多受賞は王貞治の4回(1977年に現役選手として、1999年・2003年・2006年に監督として受賞)。それに続くのはイチロー、原辰徳、秋山幸二の3回である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「正力松太郎賞」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Matsutaro Shoriki Award 」があります。 スポンサード リンク
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