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『三国志』(さんごくし)は、中国・西晋代の陳寿の撰による、三国時代について書かれた歴史書。後漢の混乱期から、西晋による三国統一までの時代を扱う。二十四史の一。 == 成立過程・版本 == 成立時期は西晋による中国統一後の280年以降とされる〔東晋の常璩『華陽国志』巻11・後賢志の陳寿伝に、「呉平後、(陳)寿乃鳩合三国史、著魏・呉・蜀三書六十五篇、号『三国志』」とある。〕。 現在通行している版本はおおむね4種ある。 *百衲本(宋本) - 紹興年間(1131年-1162年)の刻本が現存する最古の底本である。ただし一部欠落があるため、紹煕年間の刻本で補い、張元済が民国25年に編した。 *武英殿本(殿本) - 明代の北監本を底本に陳浩らが乾隆41年に編した。政府部局である武英殿書局による欽定本。 *金陵活字本(馮本) - 明代の南監馮夢禎本を底本に曽国藩が設立した金陵書局が同治9年(1870年)に編した。 *江南書局本(毛本) - 毛氏汲古閣本を底本に曽国藩が設立した江南書局が光緒13年(1887年)に編した。 また、20世紀に発見された写本としては以下のものがある。 *虞翻陸績張温伝残巻 - 1920年代にトルファン市出土との伝。影印は早くから流通しており、中華書局版『三国志』(北京、1959年)の巻頭にも書影があるが、原写本は現在所在不明。〔高田時雄「李滂と白堅」(敦煌写本研究年報 2007)は日本国内の某財団図書館に秘匿されていると主張している。〕 *虞翻伝残巻 - 20世紀初に敦煌某寺で出土との伝。10行、100余字が残る。台東区立書道博物館所蔵。重要文化財。 *歩隲伝残巻 - 20世紀初に莫高窟で発見された敦煌文献の一つ。25行、440余字が残る。 *呉主伝残巻 - 1965年トルファン市の仏塔から発見された。40行、570字が残る。〔郭沫若「新疆新出土的晋人写本《三国志》残巻」(文物 1972-2)〕 *臧洪伝残巻 - 1965年トルファン市の仏塔から発見された。21行、370余字が残る。 *韋曜華覈伝残巻 1909年トルファン市火焔山トユクの土中から出土。24行、590余字が残る。台東区立書道博物館所蔵。重要文化財。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三国志 (歴史書)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Records of the Three Kingdoms 」があります。 スポンサード リンク
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