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ロクリアン正岡(ロクリアンまさおか、1945年12月4日 - )は、鹿児島県生まれ。日本の現代音楽の作曲家。本名は正岡泰千代(まさおか やすちよ)であり、ロクリア旋法(Locrian mode…ロ音を基音とする旋法)による作曲をライフワークと定める前までは本名で活動していた。 == 略歴 == === 第一期 === 東京藝術大学音楽学部作曲科では三善晃、矢代秋雄、松村禎三に師事。6年間ドイツのベルリン芸術大学作曲科に在籍後卒業。イサン・ユンに師事する。1985年に帰国してから放送大学などに頻繁に通い、哲学研究会などを作り思索を深め、同僚の作曲家たちと録音や楽譜を交換しあって交流を深める。幼児へのピアノ教師をしながら、フリーの作曲家として活動を続ける。更に国際作曲コンクールにも入賞。自作の出版にも労を尽くす。 その後は「カンバス・コンサート」等を主催して、画家としての作品を音楽と一緒に発表する。日本音楽舞踊会議では若き日の嶋津武仁と同じように、電子音楽によるバレエ音楽も何回か発表した。 作風は人柄を反映してロベルト・シューマンやベルント・アロイス・ツィンマーマン、フォルカー・ハインのように狂気を伏せ持ちつつ、芸術的に完璧な作品を志向した作風である。極度に演奏が難解なものも多く、弦楽六重奏曲「マックス・エルンストへのオマージュ」(指揮者を必要とする)や九重奏曲「ピタゴラス夫人の為の三面鏡 II」、自作自演で初演した「無伴奏人体ソナタ」などが有名である。「無伴奏人体ソナタ」は音楽に内在する狂気を即興的パフォーマンスを中心として引き出すものであるが、マウリッシオ・カーゲルとの近親性も見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロクリアン正岡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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