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武内 伸(たけうち しん、1960年4月30日 - 2008年7月13日)は、日本のラーメン評論家。神奈川県横浜市のフードテーマパーク・新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博と略)の元広報担当、日本ラーメン協会の元副理事長。福岡県鞍手郡(現宮若市)出身。「ラーメン王」のニックネームを持ち〔 〕、ラーメンの道を究めるために日本全国で6000食以上ものラーメンを食べ歩いたことで知られる。「ラーメンは鶏ガラ、豚ガラ、(店主の)人柄の3ガラ」の名言を残す。 == 来歴 == === 学生時代〜アマチュア活動時代 === 小学校へ上がる前からラーメンが大好きで、5歳で東京都へ転居した後、学生時代には近所のラーメン屋の食べ歩きを楽しんでいた。当初は九州生まれだけあって九州ラーメンを信奉していたが、麻布高校2年の時に山本嘉次郎のグルメ本をもとに、東京で名を馳せていた春木屋(東京都杉並区荻窪)のラーメンを食べたところ、東京ラーメンの未知の味に衝撃を受けてラーメンを極めることを決意し、食べ歩いたラーメンの感想や評価などの記録を始めた。高校在学中にすでに年間100軒のペースでラーメンを食べ歩くようになっており、やがて友人たちとラーメン研究の同好会を結成、日本大学理工学部在学時には食べ歩きの範囲は日本全国におよんだ〔。 大学を卒業し、ラーメンとは無関係の企業(工務店)に就職した後、1992年にテレビ東京系列の『TVチャンピオン』で開催された「ラーメン王選手権」の第2代ラーメン王の座に輝いた。1995年の第3回選手権では準優勝の座に甘んじるが、このときの悔しさが、逆に「ラーメンで生きていきたい」「ラーメンに人生を賭けたい」と言う気持ちを強める結果となったという〔。また、この番組出演の影響により、マスコミからの取材が増え、周囲の環境が大きく変化するきっかけとなった。 その後は同人誌などで独自のラーメン評論を開始。マスコミからもコメントや執筆などを依頼されるようになり、ラーメン評論の草分け的な存在となった。従来の多くのグルメライターや研究家は評論家として活動していたのに対し、食べる側としての武内の評価は、斬新な手法として好評を博していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「武内伸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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