|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 武器 : [ぶき] 【名詞】 1. weapon 2. arms 3. ordinance ・ 器 : [うつわ] 【名詞】 1. (1) bowl 2. vessel 3. container 4. (2) ability 5. capacity 6. calibre 7. caliber ・ 弾 : [たま] 【名詞】 1. bullet 2. shot 3. shell ・ 弾薬 : [だんやく] 【名詞】 1. ammunition ・ 員 : [いん] 1. (n,n-suf) member
武器弾薬員(ぶきだんやくいん)は、航空自衛隊自衛官の職種の一つで戦闘航空団の装備隊、補給隊に所属し、主に戦闘機の兵装の搭載整備、弾薬の管理を行う隊員である。空尉の場合は武装幹部、空佐以上の場合は武装幕僚と呼ばれる。 == 概要 == 武器弾薬員は部内では「アーマー」、「武器」と呼ばれ、隊員は各戦闘航空団の武器小隊に所属(少数ではあるが補給処の弾薬班や第1術科学校の教官及び教材の整備員としての配属もある)し、戦闘機への兵装搭載や弾薬、チャフ・フレア、機関砲等の点検・整備などを行う職種である。 武器弾薬員という名称から兵装の搭載作業や弾薬の管理が主な職務と思われがちだが、コックピット内での作業が非常に多い職種である。これは兵装や増槽の発射回路や投棄(ジェッション〔兵装や増槽などの外装物の投棄を意味し、選択投棄(ストアジェッション、選択した外装物を投棄)、緊急投棄(エマージェッション、全ての外装物を投棄)、戦闘投棄(コンバットジェッション、空対空兵装のみを残し他の外装物を投棄)などがある。〕)回路の点検〔実際にパイロットと同じ操作でトリガーやジェッションスイッチ等を点検する。〕や、機関砲の整備後の試運転などの作業も武器弾薬員が行うためである。 前述のほかにもランチャーやパイロンの整備など、作業内容は多岐に渡る上にいずれも専門性が高い作業である。そのため、武器弾薬員の養成学校である第1術科学校へ入校する新隊員の教育期間は第1術科学校の全課程中2番目に長い期間〔最も長い課程は工作員(航空機の板金、塗装等を行う職種)で、基礎課程を含め約8ヶ月である。〕で、基礎課程〔初級航空機整備基礎(FUC、ファンダメンタルコース)。航空機整備に関わる職種の隊員は約1ヶ月掛けて整備員としての躾事項、専門用語、基本的な工具の取り扱い等について学ぶ必要がある。〕を含め約4ヶ月〔初級武器弾薬整備員課程(BAM、ベーシックアーマメント課程)。武器弾薬員の新隊員に対して行われる課程で、期間は約3ヶ月である。〕である。 また、希望により大型自動車運転免許、高圧ガス、不発弾処理(部内資格。通称EOD)等の資格を取得することが出来る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「武器弾薬員」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|