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武州原谷駅(ぶしゅうはらやえき)は、埼玉県秩父市大野原にある秩父鉄道秩父本線の貨物駅である。かつては頻繁に貨物入れ換え作業が行われ、私鉄有数の貨物取扱量を誇る秩父鉄道を象徴する駅でもあった。 == 駅概要 == 秩父太平洋セメント(太平洋セメントグループ)秩父工場の東側に位置する地上駅で、同工場の専用線が接続している。 群馬県多野郡神流町にある叶山鉱山から延長23キロのベルトコンベアーで輸送された石灰石は当駅で貨車に積み替えられ、三ヶ尻駅(太平洋セメント熊谷工場)へ輸送されている。駅構内の入換用に、2両のディーゼル機関車(D203、D304)が常駐している。石灰石を満載した貨物列車を出発線に移す際には、かつて入れ替えで使用されていた大野原駅側のおよそ10パーミルのハンプを登坂するために、D304型ディーゼル機関車が補機として貨物列車を押し、電気機関車を突放するシーンが見られる。また、扇町駅 - 三ヶ尻駅間で石炭輸送列車が運行されているが、熊谷工場の休業時期のみ当駅発着となる。石炭はクリンカー焼成の際に燃料として使用されるものである。 かつては隅田川駅など関東各地へ向けたセメント輸送が行われていたが2006年3月18日のダイヤ改正により廃止された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「武州原谷駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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