|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 歩 : [ほ, ふ] 【名詞】 1. a step 2. a stride 3. counter for steps ・ 歩行 : [ほこう] 1. (n,vs) walk ・ 行 : [くだり, ぎょう] 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse
二足歩行ロボット(にそくほこうロボット、''Biped walking robot''または''Biped robot'')とは、ロボットの中でも、人間のように二本足でバランスをとりながら歩くものをいう。特に人間と同様の形状をしているロボットをヒューマノイドと呼ぶが、ヒューマノイド全てが二足歩行ロボットであるとは限らない。 足(脚)とは回転機構で繋がった2つ以上のリンクで構成されたシリアルリンク機構で、二足歩行ロボットは脚を二つ持つ。世界初の二足歩行ロボットは1969年に早稲田大学の加藤一郎教授によって開発されたWAP-1である。1996年12月に発表されたホンダのP-2(後のASIMO)は人々に大きな衝撃を与えた。 〔前島梓「日曜日の歴史探検:ASIMOまで駆け抜けたホンダのロボット開発」、ITmedia、2009年06月14日、〕 〔荒井裕彦「ロボットの機構と制御 -ホンダ・ヒューマノイドに関する考察-」、映像情報メディア学会誌,Vol.57,No.1 (特集 ロボット),pp.50-52,2003.〕 〔「Why Did Honda Build a Humanoid Robot That Meets With the Vatican's Approval?」,The Wall Street Journal — Sep 4, 2001 (ホンダがロボットを発表するにあたって、バチカンのローマ法王に了解を得たエピソードがウォールストリートジャーナルで記事になっている。ヒューマノイドを創造する行為は、キリスト教世界においては神を冒涜する行為に解釈される可能性があった。ホンダの開発チームは、キリスト教徒の反感を避けるために事前に法王の意見を仰いだ。法王は、ロボットの開発に肯定的な意見を述べられたため、その後欧米でも歩行ロボットの開発が一般化した。)〕 == 二足歩行ロボット研究の目的 == 二足歩行ロボットは、主に人間の活動を前提とした空間で、ロボットが支障なく移動し作業することを目的に研究されている。 〔ロボット開発のプロローグ、本田技研工業株式会社、〕 〔軽量でスリムな働く人間型ロボット研究開発用プラットフォーム、川田工業株式会社、〕 〔日本のロボット産業の動向 、JETRO、〕 また、自動車のペダル、自転車のペダル、足踏み式空気入れなど、ユーザーインタフェースとしての人間の足を前提とした機械をロボットに動作させることを目的としているケースもある。初期の二足歩行ロボットにおいては、人間の二足歩行というメカニズムを工学的な視点より研究・解明する目的で製作されたものもある。 二足歩行以外には、産業用の組立てロボットのように移動手段を持たないものや、地上(車輪、キャタピラ、蛇のような多関節構造、4脚、6脚)、水中(無人潜水艇)、空中(無人飛行機)、宇宙(無人探査機)などの移動手段がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二足歩行ロボット」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Legged robot 」があります。 スポンサード リンク
|