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死を呼ぶ暗号 : ミニ英和和英辞書
死を呼ぶ暗号[し]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [し]
  1. (n,n-suf) death 2. decease 
呼ぶ : [よぶ]
  1. (v5b) to call out 2. to invite 
暗号 : [あんごう]
 【名詞】 1. code 2. password 3. cipher 
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 

死を呼ぶ暗号 : ウィキペディア日本語版
死を呼ぶ暗号[し]

死を呼ぶ暗号』(しをよぶあんごう、)は、BBC2010年に制作したドラマ『SHERLOCK』のシーズン1・エピソード2である。
原案は『踊る人形』(1903年)及び『恐怖の谷』(1914年)である。
== あらすじ ==
シャーロックは大学時代の学友セバスチャン・ウィルクスに、彼の投資銀行で起きた不法侵入事件を解決してほしいと頼まれる。夜中に何者かが侵入記録を残さず侵入し、前会長の部屋へ落書きをして立ち去ったというのだ。シャーロックとジョンが部屋を見に行くと、そこには黄色いペンキで蘇州碼子が書き残されていた。シャーロックはセバスチャンの示した手付金を受け取らずに立ち去ってしまうが、丁度お金に困っていたジョンはシャーロック宛の小切手を受け取って帰る。
シャーロックは落書きの見える席を探し、落書きが香港相手のトレーダーであるヴァン・クーン宛てのメッセージだと気付く。シャーロックとジョンはその足でヴァン・クーンの自宅へ向かうが、ベランダの鍵が開いており、彼は寝室で射殺されていた。担当刑事のディモック警部補〔は自殺だとするが、左利きのヴァン・クーンの右側頭部に傷があったことから、シャーロックはこれが殺人だと見抜く。
ジョンは当座の生活資金を稼ぐため、代理医師の面接に向かい、同じく医師で面接官のサラに出会う。面接を終えて帰ってきたジョンに、シャーロックは前夜起きた殺人事件を示す。フリーのジャーナリスト・ルーキスが、密室でヴァン・クーンと同じ手口〔他にも、事件現場にはヴァン・クーンの口中にあったのと同じ黒い蓮の折り紙が残されていた。〕で殺されていたのだ。シャーロックはディモック警部補を説き伏せ、ジョンと共にルーキスの部屋を調査しに行く。シャーロックは、2人を殺した犯人(スーリンの兄で蜘蛛男のジジュー)は、壁をよじ登って部屋へ侵入し、銀行にも同じ手口で侵入したと推理する。ルーキスが本を借りた図書館に向かった2人は、黄色のペンキで描かれた蘇州碼子を見つける。また、ストリートアートを描いているラズに頼み、同じようなペイントが無いか探させる。
ヴァン・クーンの秘書アマンダに会ったシャーロックと、スコットランド・ヤードでルーキスの手帳を受け取ったジョンは、彼が大連に行った事実を突き止め、別々のアプローチでウエスト・エンド中華街に至る。ヴァン・クーンとルーキスが訪れた雑貨店に入った2人は、値札に描かれた数字から、ペンキの文字が蘇州碼子だったことに気付く。シャーロックは雑貨店が密輸品の荷下ろし場になっており、どちらか一方が密輸品をくすねたために2人とも殺されたと推理する。また彼は、雑貨店の隣にあるスーリンの下宿が気になって侵入してみるが、部屋に潜んでいた蜘蛛男(スーリンの兄・ジジュー)に絞め殺されかける。
シャーロックとジョンは、手がかりを探してスーリンの職場だった美術館に向かうが、倉庫の美術品にも蘇州碼子のメッセージが残されていた。美術館を出た2人は、ラズの知らせで落書きの捜索を始め、ジョンは線路脇にメッセージを見つけて写真を撮る。もう一度美術館に戻って張り込んでいたシャーロックとジョンは、急須の手入れに戻って来たスーリンに会って話を聞く。
:スーリンは中国出身で、親を早くに亡くした。その後、兄ジジューと2人で、「黒い蓮」という名の堂(トン)に入り、麻薬や美術品の密輸に関わっていた。何とか逃げ出してイングランドにやってきたものの、組織に見つかってしまい、盗まれた密輸品の追跡を手伝うよう頼まれた。彼女は申し出を断り、組織から逃げるため身を隠していたのだった。
スーリンの話を聞き終わったシャーロックは、彼女にジョンが撮影した暗号を解読するよう求める。そこに彼女の兄ジジューが現れ、スーリンは殺されてしまう。
ディモック警部補に「黒い蓮」の存在を信じ込ませるため、シャーロックは彼を連れてバーツに向かい、ヴァン・クーンとルーキスの遺体の足にトンの印があることを確かめさせる。シャーロックとジョンは、美術品のオークションの日程と被害者2人の旅行日程が一致することに気付き、暗号を解くために彼らの所蔵本を警察から取り寄せ、ベーカー街に運ばせる。
翌夜ジョンとサラはデートとして、シャーロックに勧められたサーカスの特別公演を観に行く。そこにはサーカスが「黒い蓮」の隠れ蓑だと考えたシャーロックも来ていた。公演中に舞台裏を探りに行ったシャーロックは、「黒い蓮」の一員と揉み合いになる。シャーロックたちは劇場を出て警察に通報するが、劇場は既にもぬけの殻になっていた。3人はベーカー街に帰り、シャーロックは暗号の解読を試みる。シャーロックはスーリンの使った本を探しに行くが、下宿を出たところで観光客が持っていた"LONDON A-Z"が暗号を解くための鍵だと気付く。しかしシャーロックが家を空け暗号を解いている隙に、ジョンとサラは「黒い蓮」に誘拐されてしまう。
これまでの行動からシャーロックと誤解された〔シャーロックのデビットカードを借り、投資銀行ではシャーロック宛の小切手を受け取っていた。スーリンの下宿に忍び込んだ際、鍵を開けてくれなかったシャーロックに怒ってジョンは悪態をついたが、その際皮肉として言った「僕はシャーロック・ホームズだ!」という言葉が誤解された。またサーカスのチケットはジョンが受け取ったが、元々シャーロック名義で予約されていた。〕ジョンは、サラと共に誘拐されて古い市電の軌道に連れて来られる。サラを椅子に縛り付け、サーカスで使われたバネ仕掛けの矢の前に固定し、シャン将軍はジョンを脅迫する。暗号を解読して密会の場所を突き止めたシャーロックは危機一髪で市電軌道に辿り着く。ジョンとサラを助けることには成功するが、シャン将軍は取り逃がす。
シャーロックとジョンは、翌朝投資銀行に向かい、セバスチャンの依頼を解決し、ヴァン・クーンがくすねて秘書のアマンダに渡した「900万ポンドの翡翠のピン」〔「ピン」とされているが、実情はのようなものである。〕を回収する。
最終シーン、シャン将軍はネット電話で、「M」と名乗る黒幕〔モリアーティのイニシャルである。〕に仕損じたことを報告している。「M」は顔を見せず、テキストだけで通信しているが、シャン将軍が秘密は漏らさないと誓った所で、彼女の額にレーザー照準が当たり、銃声が聞こえて彼女が消されたことが示唆される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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