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段 末波(呉音:だん まちは、漢音:たん ばつは、拼音:Duàn Mòbō、? - 325年)は、鮮卑段部の大人(たいじん:部族長)(在位318年 - 325年)。『晋書』は段末杯と表記。 == 生涯 == 段疾陸眷・段匹磾の従弟で、段部の中でも最も勇猛な武将であったと伝えられる。 312年、王浚の命で石勒攻撃に従軍し、襄国で石勒を包囲した際捕虜となるが、石勒に厚遇され父子の契りを結ぶ。その後末波は解放されるが、常に父である石勒のいる南の方角を向いて小便をすることはなかったという。 317年、段匹磾が劉琨と共に石勒を攻めようとした際、末波は石勒から賄賂を受け取り、疾陸眷・渉復辰らに反対を訴え、頓挫させた。 318年、段疾陸眷が死去すると、段匹磾を簒奪の意思ありとして攻撃し、大人となった叔父の渉復辰を殺害して自らを単于と称し、大人位を簒奪した。また、王浚を敗北させ、幽州刺史を称した。これにより段部は晋を支持する段匹磾らと、石勒につく段末波に分裂する。 その後も段匹磾を攻撃するが、段匹磾と結んだ邵続に敗れた。しかし、段匹磾と弟の段文鴦・邵続らは321年石勒に滅ぼされた。 325年三月、段末波は死去し、弟の段牙が後を継ぐ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「段末波」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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