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殷 令名(いん れいめい、生年不詳 - 596年?〔木村卜堂 P.141〕)は、初唐に活躍した能書である。 == 概説 == 陳郡(現河南省)の人で、陳の司農卿・殷不害の子〔。欧陽詢や虞世南と同じ初唐の貞観時代に活躍した能書とされている。令名の子、仲容(ちゅうよう)も高宗の時代から則天武后の時代にかけて能書として知られる。殷氏は名家で顔家と姻戚になり〔、令名の姉は欧陽詢の夫人と伝えられている〔藤原鶴来 P.104 - 105〕。 令名の書跡としては、楷書体の『裴鏡民碑』(はいきょうみんひ)のみが残存する。楊守敬と康有為はこの書を非常に高く評価しており、「欧陽詢と虞世南の優れたところを兼ね備えている。」(『平碑記』)、「清豊端美・血肉豊澤」(『広芸舟双楫』)などと評している。しかし、ひとり翁方綱は、「その書は欧虞に具体せるも、風韻に於いては及ばず。」(『復初斎集』)としている〔辞典(飯島) P.41〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「殷令名」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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