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殿下乗合事件(てんがののりあいじけん/でんか - )は、平安時代末期の嘉応2年(1170年)7月から10月にかけて、摂政・松殿基房の一行が女車に乗った平資盛に遭遇し、基房の従者が資盛の車の無礼を咎めて恥辱を与え、その後、資盛の父・平重盛の武者が基房の従者を襲撃して報復を行った事件。『平家物語』では報復を行った首謀者を平清盛として改変され、「平家悪行の始め」として描かれている。 == 概要 == === 史料による事件の経緯 === 『玉葉』『愚管抄』『百錬抄』などによると、事件は、嘉応2年(1170年)7月3日に発生し、法勝寺での法華八講への途上、基房の車列が女車と鉢合わせをした。基房の従者達がその女車の無礼を咎め、乱暴狼藉を働いた。 その車の主が資盛であることを知った基房は慌てて使者を重盛に派遣し、謝罪して実行犯の身柄の引き渡しを申し出る。激怒した重盛は謝罪と申し出を拒否して使者を追い返した。重盛を恐れた基房は、騒動に参加した従者たちを勘当し、首謀者の身柄を検非違使に引き渡すなど誠意を見せて重盛の怒りを解こうとした。 しかし、重盛は怒りを納めず兵を集めて報復の準備をする。これを知った基房は恐怖の余り邸に篭り、参内もしなくなった。しかし、高倉天皇の加冠の儀には摂政として参内しないわけには行かず、10月21日参内途上で重盛の軍兵に襲われ、前駆5名が馬から引き落とされ、4人が髻を切られたという。基房が参内できなかったため加冠の儀は延期されたとされている。ただし、24日に基房と重盛は同時に参内しており、両者間の和解が成立したようである。また、同年12月に基房が太政大臣に就任したのは清盛が謝罪の気持ちで推挙したためとも言われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「殿下乗合事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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