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毋部(ぶぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では80番目に置かれる(4画の20番目)。 毋の字は禁止・不必要といった文法的意味を示す助動詞。『説文解字』によると、「女」の中に姦の形に象る「一」(楷書では縦棒)がある指事文字とされる。 しかしながら、毋部が収める字はほとんどが「母」を構成要素とする漢字であり、「毋」は「母」の変形として使われることもある。「母」字は母親を意味し、授乳期の胸部が突出した「女」の形に象ると考えられる。偏旁の意符としては母親に関する事物であることを示す。 また「毋」に似た筆画をもつ「」も収められている。 日本の新字体では「母」単独字以外は「母」を「毎」「海」「敏」「繁」のように「毋」形に変えている。ただし、これは常用漢字表内のみの適用であり、表外字は「誨」のように「母」となっている。 == 部首の通称 == *日本:なかれ *韓国:(mal mu bu、なかれの毋部) *英米:Radical do not 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「毋部」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Radical 80 」があります。 スポンサード リンク
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