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『母に捧げるバラード』(ははにささげるバラード)は、海援隊の楽曲。1973年発売のアルバム『望郷篇』に収録され、同年中にシングルカットされ発売された。 == 解説 == 海援隊のデビュー当時のヒット曲で、発売当初は忘年会用の面白ソングとして注目された〔富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、245頁。ISBN 978-4-636-82548-0〕。この曲でエレックレコード所属アーティストでは初めて紅白歌合戦(1974年)に出場した。その後、イクが他界した1998年の第49回でも歌唱した。 海援隊の武田鉄矢が、母・武田イクに宛てたメッセージソングの様式をとっており、短い歌詞と長い博多弁の台詞で構成されている。また、基本的に歌詞部分は固定され、台詞部分の違いにより多数のバリエーションが存在する。 母・イクは「タバコのくだり以外あの歌は全部ほんと。よう私のことばとってるんですよ。博多弁ゆうけど、私のことばは小国弁との混じり弁です。正直な博多弁じゃない。ようそこをとっとるんです」と話している。武田鉄矢は中学・高校と生徒会長をしていたので、タバコを吸い始めたのは大学へ行ってからだという〔サンデー毎日、1974年4月14日号P.42.43〕。 アルバムバージョンはシングルバージョンとは違い、シングルでのイントロの前にハーモニカによる「故郷」の演奏がある他、セリフも違っている。2007年に「エレックシングルボックス」の中の一枚として紙ジャケットでマキシシングル化されたが、単体での発売はまだない。 シングルバージョンは、新たにエレックレコードが設立されるまで、自分達のベストアルバムには入っていなかった。初CD化は『エレック・アンソロジー2~Singles & Rare』である。他にエレックレコードが関わっていないアルバムでのシングルバージョン収録アルバムには「青春歌年鑑」の1974年盤がある。新たにエレックレコードが設立されて以後は、「エレックシングルコレクション 喜怒哀楽」、2008年に出された「ベストアルバム」、「エレック・シングルコレクション」(ポニーキャニオンから出された。)等に収録されている。1998年には、1980年の日本武道館でのライブバージョンがCDシングル化され、カップリングには「母に捧げるバラード'82」と言うタイトルで1982年の地元の福岡サンパレスでのライブバージョンが収録されている。 「今も聞こえるあのおふくろの声」の部分は美輪明宏の「ヨイトマケの唄」の「今も聞こえるヨイトマケの唄」を模倣したものであるを武田が認めている。〔2011年2月3日放送分の「ダウンタウンDX」より。また2007年に放送された『オーラの泉』でも美輪本人に告白している。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「母に捧げるバラード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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