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民共合作(みんきょうがっさく)とは、2015年から始まり2016年に本格化した、民主党ないし民進党(野党第一党)と日本共産党(野党第二党)とを中心とする野党間の協力関係を指す造語。後述のように、両党の協力に批判的な意味をこめて使われることもあるが、もとは五十嵐仁が両党の協力を推進する立場から使い始めた表現である。「合作」は中国語で協力関係を意味し、近代中国史上の「国共合作」をもじったものである。 == 選挙協力の経緯 == 2016年当初、共産党は全国で32の参議院一人区中29選挙区で公認候補を擁立しており、そのうち21選挙区で民主党の公認・推薦候補と競合していた〔共産、野党候補一本化に協力へ 夏の参院選1人区 朝日新聞 2016年2月22日〕。しかし、関係の進展により、共産党の志位和夫委員長は2016年2月19日の野党5党首会談(民主党・岡田克也、維新の党・松野頼久、共産党・志位和夫、社民党・吉田忠智、生活の党・小沢一郎)で夏の参院選に向けて「思いきった対応をする」と述べ、一人区で共産党候補を取り下げる方針を示した。そして、その後22日の同党の会議でこの方針を確認した〔共産党「1人区」独自候補を原則取り下げ方針 毎日新聞 2016年2月22日〕。この方針によって宮城、福井、山梨、長野、長崎、熊本、宮崎、鳥取・島根、徳島・高知などの選挙区で民進党推薦候補の支援に回ることになった〔共産、9選挙区で候補取り下げ 11選挙区も協議 東京新聞 2016年3月21日 朝刊〕。 これは当初共産党が提案していた、共産党も含めた野党共同で新政権を樹立するという国民連合政府構想が他党の理解や同意を得られず「凍結」、事実上の撤回に追い込まれたことと表裏一体の動きだった。ともに政府は樹立できなくても選挙は協力する、との共産党の方針転換により協力が進展した〔共産提唱の国民連合政府構想、理解得られず“撤回” 参院選の野党共闘優先も…先行き不透明 産経新聞 2016年2月20日〕。 なお、これに対し民進党代表・岡田克也は、3月30日深夜放送のラジオ番組・荻上チキ・Session-22(TBSラジオ)において、国のあり方に対する考え方が違うことなどを理由に「(共産党と)連立政権を作ることはあり得ない」と述べている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「民共合作」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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