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気仙沼市(けせんぬまし)は、宮城県北東端の太平洋沿岸に位置する都市である。 == 概要 == 現在の岩手県沿岸南部に位置する大船渡市・陸前高田市などと共に、戊辰戦争前の気仙郡を代表する都市の一つ。戊辰戦争後の廃藩置県を経て、1876年4月18日に宮城県に編入されて現在に至るが、これ以後は「気仙」を称しながらも本吉郡に入れられている。宮城県に入れられているが、岩手県に食い込んで位置しており、沿岸とは大船渡市などの戊辰戦争後の気仙郡地域と関係が深く、内陸盆地では一関市と結ばれている。 三陸海岸南部の交通や商業の拠点となっており、リアス式海岸を利用した観光も発展している。特定第三種漁港の気仙沼漁港を初めとした市内の各漁港は、三陸海岸での沿岸漁業・養殖漁業、世界三大漁場「三陸沖」での沖合漁業、さらに世界の海を対象にした遠洋漁業の基地として機能し、関連する造船から水産加工までの幅広い水産業が立地する。 このような背景から、気仙沼都市圏の中心市としての買物客の集客や各地から訪れる観光客に加え、カツオを追って北上してくる千葉県・高知県・宮崎県などの漁船、サンマを追って南下してくる北海道などの漁船に乗った日本各地の漁民が行き交い、遠洋漁業の外国人乗組員や水産加工に従事する外国人研修者が働き、特産のフカヒレを買い求める中国人バイヤーなどが訪れる、常住人口に比して交流人口が多様な県内有数の交流拠点の1つである。名物の1つである「気仙沼ホルモン」は、このような人々の広域な交流と産業背景から生み出されたものとして知られる。 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、地震そのものの被害に加え、津波・火災・地盤沈下によって大きな被害を受けた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「気仙沼市」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kesennuma, Miyagi 」があります。 スポンサード リンク
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